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内容説明
雪の舞う帝都東京、昭和十一年二月二十六日。
青年将校およそ千五百名がクーデターを起こす。
首謀者は“黒龍様の神託者”と呼ばれる男・橘 英治。
その橘を止める任務に就いたのは
大狼の眷属を従えた特技兵・有賀 仁少尉。
橘と有賀、
帝都の命運を握る二人の出会いは
十一年前の陸軍幼年学校時代に遡る!
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まだ年端もいかぬ将校生徒(カデット)たちと
陸軍大臣ら陸軍上層部の思惑。
そして世界戦争を支配するほどの
力を持つ“眷属”の存在。
勇敢で臆病で、軟弱で気高く。
みずみずしき将校生徒が躍動する!
二・二六事件を幻想解釈した
うつくしき軍国ダークファンタジー開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふかborn
10
こういう黎明期の陸軍隊もので龍とか大型のモフモフが出て来ると「皇国の守護者」を思い出しちゃうんだけど、少年兵学校での生活を中心に、十一年後、どうして袂を分けて二二六事件を引き起こしたのかという謎の前振りで、今後の展開が楽しみ。今巻は序盤中の序盤なので、重要登場人物と眷属の紹介くらいだけれども、まぁ男ばっかりで。兵学校だから男の子だらけなんだが、緒方軍医が女性に見えて仕方ない(この感覚は「沈黙の艦隊」の速水三佐を見た時と同じだ…)。腐女子が好きそう…という訳で、次巻も吉良少佐と緒方軍医を愛でたいと思います。2016/08/28
tario
8
軍服萌えと獣萌えのためのファンタジーだわ…2016/08/30
ちはや
6
最初理解できず。でもそのまま最後まで読んで、1話に戻って納得。眷属とか中二的なの嫌いじゃないです(笑) カデットってなんじゃろ?と思ってググったら「軍隊の士官候補生」とのこと。この陸軍幼年学校で学ぶ生徒たちのことなのね。神軍ってのは眷属絡みだからかな?2016/09/17
kanata
5
母が自分に渡してくれたお守りを依り代に宿る『眷属』。自分が襲われると瞬時に眷属が守ってくれる。それだけだったらよかったのに―。眷属使いがお国のためと戦争に使われようとしている。戦死した父と自分を大事に育ててくれた母に恩返しをするため奮闘する13歳の少年が、陸軍幼年学校へ入った。そこで知り合う黒龍、狐、梟などの眷属持ちたち。軍の策略に嵌りそうな少年たちがどう切り抜けていくのか。出だしが対決シーンなので、最終4巻ではきっと壮絶な闘いがあるのだろう。先を読むのがこわくなる。2017/12/28
甘夏
4
電子書籍で無料だったので。眷属がどう関わってくるのか気になる〜2018/05/29