中経の文庫<br> 坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」

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中経の文庫
坂野惇子 子ども服にこめた「愛」と「希望」

  • ISBN:9784046017482

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内容説明

神戸の裕福な家庭に生まれ育った坂野惇子。しかし、戦争が彼女から幸せな暮らしを奪った。それでも彼女は希望を捨てず、新しい時代を築く子ども達を豊かに育む上質な子ども服をつくる夢に向かって邁進するのだった。
※本作品は、紙書籍から写真の一部が未収録となっております。あらかじめご了承ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

igaiga

17
本を書いている人の文章がなんというか想像力ありありでこまった。「こんなふうにしたのだろうか?」とか。そういうのが多くて興ざめです。ドラマよりも波乱もなく、そういう意味ではよくこの題材で朝ドラになったなーというくらい波乱のない羨ましい人生に思います。2017/11/23

はくもくれん

6
朝ドラ「べっぴんさん」のモデル。地元なので興味深く読みました。上品なファミリアは今でも好きです❤️2016/10/15

nagi☆

3
テレビドラマで興味を持ち・・・。でも、いい意味でドラマとはかなり違い、好印象(関係者の方からドラマにクレームが来ないかと心配になるくらい)。お嬢様であるが故の芯の強さやおっとりさ、怖いもの知らず、そして品格などが現在のファミリアを作り上げたのだろう。だが、この時代に奥様方のやりたいことを好きなようにやらせたご主人やご家族の、精神的にも経済的にも余裕があってこその成功とも言える。超庶民の私にとってファミリアは、特別な時に着る服という印象に変わりはない。2017/02/27

りんふぁ

3
祖父と同じ年の生まれで驚いた。戦後、物のない中で、それでもいいものを使ったいいもので勝負したのは凄いと思ったけど、敦子さんの生まれ育った価値観では当たり前のことだったのかな。ファミリアのお店を見に行きたくなった。そして改めて、本とは関係ないけど祖父は生きる歴史に感じたw2016/11/28

Aya Ohara

3
制約ある環境でも、普遍的なオシャレと使いやすいさを妥協せずに求め続ける姿勢。憧れるブランドですね。2016/10/29

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