山と溪谷社<br> ヤマケイ新書 日本百霊山

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山と溪谷社
ヤマケイ新書 日本百霊山

  • 著者名:とよだ時
  • 価格 ¥774(本体¥704)
  • 山と溪谷社(2016/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635510387

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内容説明

神話や伝説を訪ね、山と人との関わりを探る高峰から里山まで、日本全国の百山を興味深いエピソードで紹介。

古来、霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ霊山を百座選定、山の楽しみ方のテーマとしてご提案。
日本の山は、古来、信仰とは切り離すことのできない歴史を持つ。なかでも霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ山を、身近な低山から憧れの山まで、日本全国から百座選定。

山旅をより豊かに楽しむためのテーマを提案した新書。
50年来、山の伝承や信仰をテーマにしたユーモラスなイラストで知られるとよだ時さんが、現在957回になる「ひとり画通信」制作のために調査した歴史・信仰の資料を駆使、各山の概略、特色・エピソード、見所案内を紹介している密度の濃い内容。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

68
日本全国には伝承や民話を内包した山が数多くある。本書はそんな中から百の山を選び出し紹介した一冊。富士山、立山や白山に日光、箱根といった有名どころから、主に関東地方のマイナーな山まで、開山伝承から神話までを紹介しているのは面白い。ただ紹介されている山の大部分が関東、甲信越に偏っているため、その地方に暗い自分のような人間にとっては面白さが半減しているように感じる。大部分が聞いた事の無いような山だったし。『日本百名山』の方は全国満遍なく採られているから余計にそう思うのかな。関東地方の人は楽しめる本だと思います。2020/08/10

翔(かける)

33
山と神話について知りたかったので、手に取った本。欲しかった情報はあまりなかったけど、少し「いいな」と思える神話があったのが良かった。読み込むのは今の私には負担だったので、流し読みだった。読み込める時がくるといいな。2019/01/05

イロハニ

14
日本百山は深田久弥の百名山が著名だが本書は「霊山」。だが内容はオカルト的ではない、あとがきにチラッとその自己体験が記されているが本編はこれ全て諸山の神話や伝承紹介又は山頂山麓の祠や社寺探訪を簡略に列記している。その内容の引用出典や発言者を個々に律義に明記している点は近代以前の日本山岳風土を更に他書で探究する上で一助になっている。深田百名山とダブる山岳数は約45座有るがその深田百山が描写するモダンな雰囲気を本書は故事来歴紹介的な著述により補完しうる存在と感じた。深田と視点を変えた百山選定が読書欲をそそる。 2022/12/18

北白川にゃんこ

5
霊山だって百あるぜ!日本はかなり広いからな!鬼や天狗の伝説がいっぱいあって嬉しい。一度何処かに登りたいね。2020/01/29

犬丸#9

2
★★★☆☆ 山岳信仰について切り込んだ本だと思って買ったんだが,神話や伝承から諸々の山について語った本で,思ってたのと全然違う!ってなった。タイトルは変えた方がいい気がする。とはいえ,古来からのこの国の人々と山との様々な関わりに触れることができたのはよかったかな。2019/05/28

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