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内容説明
オバマ広島演説も解説!トランプ・ヒラリーら大統領候補者にも言及!人の心を動かすレトリックは大統領に学べ!
ケネディ、レーガン、オバマなど時に夢を語り、時に危機を煽って世界を動かしてきた大統領たちの話術を、ハーバード大卒タレントで、東工大でコミュニケーションと国際関係について講義しているパックンが解説!
スピーチテクニックだけでなく、アメリカ社会のこともよくわかる一冊。電子書籍版では特典として、スピーチ全文日本語訳付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
216
一気に読めるが適度に軽すぎない。興味があるジャンルであり、面白かったが、エトス・パトス・ロゴスと語っている割りに読者を置き去りに盛り上がっている事が目につく。英語スピーチの韻の美しさをそこまで絶賛されても日本人にとってはあまりピンとこないかと。個人的にはレーガン氏とオバマ氏がツートップ。今の大統領選、大丈夫?という深刻な不安も煽ってくれる。日本語スピーチへ置き換えた時には、どう表現するのが効果的なのだろうという疑問への簡単な見解だけでもつけて欲しかった。2016/10/22
Aya Murakami
24
スピーチのほかに読書メーターなどのSNSで書籍レビューするときのヒントになりそうでした。 広島住なのでオバマさんの原爆がらみの演説には興味がわいきました。オバマさんはすごいバランス能力を持っていると思いました。2018/01/04
tapioka
21
リンカーンからオバマなどのアメリカ大統領の演説から、人前で話すコツを述べた本。聞き手に共感してもらえる言葉(コモンプレイス)を盛り込むことや、自分のキャラクターに合った話し方をする、などの手法を紹介しています。これらは目新しくは無いのですが、本書で面白いのはアメリカと日本の文化の違い。聖書や開拓精神の言葉など、アメリカ人が想いを強く共有できる言葉は意外と多い。一方で、日本人にはあまり無いようです。また、英語の韻を踏む美しさも日本語とは違う観点で興味深かった。最後のオバマ広島演説での言葉の配慮は秀逸でした。2017/03/31
Yuuki.
21
凄く面白かった!!基本的には、歴代大統領の演説をもとに演説テクニックを説明した本だが、その中でアメリカの歴史、文化、特定の言葉の捉え方、有名なフレーズ等、アメリカ人の共通の知識や認識をたくさん学べた。これらを知っていれば、今後はアメリカ人の書いた文章やアメリカの映画やドラマで使われている表現や演出をより深く理解して、今まで以上に楽しめそう。また、自分がアメリカ人向けに文章を書く際にも、これらの知識はアメリカ人の心を掴む文章を書くのに役立ちそう。演説に使われてれている英語表現も勉強になった。2016/09/06
ごへいもち
15
英文を飛ばしたので良さが本当にはわからなかったかもしれないけれど読んで良かった。なんだか裏話っぽいものばかり読んで来たからかイマイチわからなかったケネディの人気ぶりも納得2022/07/10