―<br> トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術

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トヨタの失敗学 「ミス」を「成果」に変える仕事術

  • ISBN:9784046016300

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内容説明

70万部突破! 業界トップの生産率を誇るトヨタ。しかし現場では最初からすべてうまくいくわけではない。むしろ「失敗をどう生かすか」が改善の基本。トヨタの改善力をオフィスワークに生かす一冊。

第1章 トヨタの改善は「失敗」から始まる
第2章 失敗を「視える化」する
第3章 失敗を「成功」に変えるワザ
第4章 失敗を活かすコミュニケーション
第5章 失敗こそが創造を生む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

94
トヨタに「失敗」という言葉ない。失敗は改善のチャンス。失敗こそが成功につながる宝の山。失敗に向き合い、組織を強くしていく具体例◆その徹底ぶりはトヨタらしい。現場サイドだけではなく、経営サイドにもそうした精神が根づいているというのが最大の特徴だろう。◆失敗は強い組織になるための貴重な学びの機会。失敗こそが「宝の山」/起きてしまったことはとやかく言わない。なぜ起こったのかを追求し、再発しない”仕組み”を作ることにエネルギーを費やす。/自分でなんとかするが、問題を見えなくする/基準というモノサシ/答えは教えない2020/04/24

Yuma Usui

26
失敗について、トヨタの現場でどう対応しているのか紹介した一冊。失敗こそが成功につながる「宝の山」として失敗の真因を探し改善する方法を教えてくれる。『「自分でなんとかする」が問題を見えなくする』『基準のないところに改善なし』『いちばんタチが悪いのは、人を育てられない「いい人」だ』などが印象深い。問題の優先度を決めるのに、重要度、緊急度、拡大傾向の3つの視点から考えるというのは真似してみたい。2019/08/21

犬こ

19
トヨタは大規模に生産ラインを持っているため数々の失敗も多く、その失敗から品質の向上を常に追い続け、それを社内のみではなく、社外の失敗も一緒に考えるというスタンスが、世界のトヨタであり続けているのですね。メーカー生産ラインには、参考となる本でしょう。2017/07/07

15
リミテッドにて ●失敗を次に活かす ●原因を取り除かないと何度も問題発生 ●人を責めるな、しくみを責めろ ●ヒト、モノ、カネ、時間に余裕があると問題に気づきにくい ●基準がないところに改善なし ●しっかりボルトをしめる。しっかりの度合いに個人差 ●定点観測で失敗を防ぐ ●できるはず、わかったつもりは失敗招く ●信頼しても信用するな ●少しでも改善進めば叱らない ▷余裕があるとたしかに問題は見えずらいよね。2020/06/06

Kei

14
標準。基準。定点観測。横展開。ムリ・ムラ・ムダ。後工程はお客様。大部屋方式。失敗を書き残す。コミュニケーションが問題をあぶり出す。元に戻すならプロセスを分析せよ。トヨタが大事にしていることは、人とチャレンジ、そして失敗への対応力。根本的に人材を大事にし、育成に時間をかける。そして、チャレンジさせ、失敗を分析し、蓄積させ、共有していく。チャレンジが大事という企業は多いが、失敗しても次に活かせる仕組みがトヨタ程あるのは珍しいのではないかと思う。全ての行動がロジックツリーのように理にかなっていると思った。2016/09/23

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