講談社ラノベ文庫<br> 夜空ノ一振リ

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講談社ラノベ文庫
夜空ノ一振リ

  • ISBN:9784063815450

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内容説明

異世界から現れる妖怪たちを討伐する“剣士”に憧れるが、試験に落ちまくり、最後通告まで突きつけられた刀禍は、ある少女に出会う。妖怪と同じく異世界から現れる精霊と契約が成立すれば、特別な力を得る事が出来るが、彼女はその精霊だという、しかも“最強”の。試験には受かりそうもないと判断した刀禍は精霊・夜空と契約するが、彼女は精霊としてはなんの力も持たない“落ちこぼれ”だった。二人は強敵を相手にどう戦う!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真白優樹

9
妖怪を討伐する剣士に憧れる少年が最弱の精霊と出会い始まる物語。―――最弱から駆けあがれ、一番上を目指して。才能なんてものは存在しない、勝負を分けるのは只、自らが積み重ねた努力のみ。うん、こういう世界観は嫌いではない寧ろ面白い。努力すれば強くなれる、だからこそ、立ちたい場所があるからこそ歩き続ける少年の姿は応援したくなり、最弱の精霊と共に強敵に立ち向かう展開は心が躍る。最弱の中に残るのは最強の剣技。それがあるからこその絆がありそれがあるから更に上を目指していける。駆けあがれ、高みへ。 次巻も楽しみである。2016/07/05

チハ

6
★★☆☆☆ コンセプトが才能なんてなくてあるのは努力の差ということらしいですが、どうして剣士になりたいと強く思ってる主人公が努力をしてこなかったのか…コレガワカラナイ 剣の腕ならまだしも単純な身体能力が足りないというのは… 『穴』から妖怪と精霊がでてきたなら時々起こる『穴』から精霊が出てくることもあるのか? 政府が対妖怪機関をつくったってことは精霊が人間に従属してるのか?とかいろいろ考えて時間はつぶせました。2016/07/04

村人

5
『凡人と天才の違いは努力の差』。最弱の主人公に落ちこぼれの烙印を押された最弱の精霊が契約をして、精霊の掲げる最強の証明を果たすために剣を振る。精霊に体の支配権を委ねて戦闘を重ねて戦いのいろはを急激に吸収していく過程がスゴい面白いんだけど、エピローグのあたりが少し強引な気がする。2016/07/03

リク@ぼっち党員

5
こういうの嫌いじゃない。落ちこぼれ剣士と落ちこぼれ精霊が最強を目指す。周りにすごい人ばかりいる中、主人公の平凡さが際立っててよかった。才能という言葉は便利だし無いとは言えないけど、何かを成そうとするときにそれを言い訳にするのはカッコ悪すぎるから。努力を重ねていつの日か目標に追い付いてほしい。 ただ終盤はちょっと無理矢理な感じがあったので残念。もうちょっとゆっくりと強くなっていってほしいけど、今のラノベ業界じゃ厳しいか…。2016/07/01

不以

4
主人公がなかなかの駄目人間で良いし、身体操作される話は好きだ。傍観者兼当事者な戦闘シーンとか良い。あとがきに書かれていたコンセプトはちょっと謎ですね。2016/07/27

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