講談社文庫<br> 超高速! 参勤交代 リターンズ

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講談社文庫
超高速! 参勤交代 リターンズ

  • 著者名:土橋章宏【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2016/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062934084

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内容説明

日本アカデミー賞最優秀脚本賞など数々の名誉に輝いた大ヒット映画の続編原作小説が文庫化! 前作では、巨悪の老中による5日以内に江戸へ参勤せよという難題を乗り越えた東北の弱小藩の面々に、帰りは2日で戻れとの命が下る。さらに江戸城天守の再建という途方もない沙汰まで加わり絶体絶命の窮地に陥る。知恵と勇気と馬力を武器に、奮闘する貧乏藩主とその藩士たちの運命はいかに?9月に公開決定の映画版原作。

目次

序章
牛久
水戸
高萩
湯長谷

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

333
『超高速!参勤交代』の第2弾!今回は湯長谷への帰りの話(行きは参勤、帰りは交代になるらしいね…知らなかった)今回は道中の一方で、留守居役のいる江戸での話もあり、物語はボリュームアップ!愉快!痛快!この上ないです。映画化もされるようで…(^^)ますます前作の映画が見たくなりました(^^;)それにしても憎まれっ子、世にはばかるとはよく言ったもので、老中はイヤな奴で、湯長谷藩の武士達ははかっこいい!ついついのめり込んでしまう作品です!時代小説には、なぜかGACKTをBGMにしてしまう(^^;)2016/07/10

た〜

171
琴姫さまの相変わらずの羞恥プレイ要員ぶりに、ご家老の相変わらずの奇策士ぶりに、雲隠(笑)の相変わらずの葛藤ぶりに、ご老中の相変わらずの腹黒ぶりに、お殿様の相変わらずの苦労人ぶりに、そして何より将軍様の最後の最後で美味しいところ持って行きぶりに、まとめて『笑!!!』2016/09/16

ナルピーチ

170
前作でなんとか江戸への参勤をやり遂げた“湯長谷藩”の御一行。のんびりと帰路へとつくはずだったのだが、まさかの復讐に燃えるあの男の登場により、今度は帰りの道中をたった2日で交代しなければならなくなった。この絶体絶命のピンチにどんな奇策で立ち向かうのか…。今回も痛快で爽快でとにかく面白かった!仲間を大切に思う藩主だからこそ、家臣と一致団結する事が出来る。ひたすらに走ってばかりの過酷な旅路だけど、その勧善懲悪な結末に魅せるのは武士の矜持。彼らの参勤交代を妨げる者、みな切り捨て御免。なのだ!2022/08/11

のり

161
湯長谷藩が無事に参勤を果たし、ゆるりと帰路につくはずが、失脚したはずの松平信祝の復権で、またしても窮地に。それにしても珍道中と言ってしまえば、困難だらけの政酵達に失礼だが、笑い所満載でもある。敵方には、柳生の手練れ達。正に死闘が繰り拡げられる。そこに大岡忠相までもが絡んでくる。政酵と咲の関係が似合いだし、琴姫の男気?溢れる強さと女心も和みの一つだった。相馬様、苦労が絶えませんね。お疲れ様。2016/12/31

優希

155
まさに痛快、これに尽きますね。過酷な参勤交代に挑む弱小藩・湯長谷藩の人々のドタバタ劇といったところでしょうか。5日間という無茶な参勤を乗り越えたと思いきや、失脚したはずの悪徳老中・松平信祝の復権で、2日で交代という無理難題が襲いかかることによる珍道中。次々と困難が襲い、絶体絶命の危機に陥りますが、知恵と体力と勇敢さで何とか切り抜けるのに、何事にも屈しない姿勢を感じました。悪徳老中にも負けず、最後は勧善懲悪で締める。気持ちいいなぁ。完全なるエンタメ時代劇として楽しみました。2017/01/04

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