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内容説明
政治の基本が良くわかる全く新しい教科書。もっとわがままに生きろ。無責任でいいじゃないか。権利を使え。本当の敵は誰だ。50歩と100歩は大違い。当たり前のことを疑え。政治を考える勇気が湧く本! (講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nnpusnsn1945
59
タイトル通りの内容であり、おすすめできる本。権利の拡大は歴史的に見ればわがままから始まっているとの意見は面白い。アメリカで統計学についての子供向け番組があったそうだが、なぜ日本で同様の番組を放送しないのだろうか不思議である。変な言葉を使った公約を使う政治家は信用ならないとあったが、小池知事が花粉ゼロと昔言っていたのを思い出した。著者はSNSでの発言や運動で目立っているが、ネットの特性上感情論や意見が厳し過ぎて参考にしにくい気がした。逆に本の方が比較的落ち着いた文体のため、頷ける意見が多く感じた。2021/09/26
Emperor
42
かなり勉強になる内容だったけど、本当に読んでほしいターゲットの「若者」にとっては歯ごたえがありすぎる。離乳食程度の柔らかさじゃないと、10~20代の有権者は読んでくれないと思う、と20代前半の有権者が言ってみる。2018/04/10
おくりゆう
20
若者という年齢ではないですが、これは読んでよかったかな、と、もっと早く読んでおけばな、という一冊でした。恥ずかしながら、小泉政権や新自由主義に対する見解は、逆の意見をまともに読んでいない現時点では、一意見として頭に置くにしても、政治に対する一つの考え方としては参考や勉強になるところが多かったように思います。2016/10/10
Kei
17
今の問題を政治学の面から見るとこのように解釈されるのかと色々納得する点が多い。勉強不足なのでこれからも継続的に行って行きたい。2016/08/03
aya
9
もう少し自分が歳を取っていれば、あるいはこの本が私の、まさに「政治マニュアル」となったかもしれない。権利主張の行き過ぎに配慮しつつ、やはり権威に屈せず自分の利益になることを主張するべき。自らの意見を隠すことは、民主政治の貧困を招くという論には諸手を上げさせられる。もう一度、今度は現代の学生に向けた本を執筆してほしいと思う。選挙行こう。2016/03/20