角川文庫<br> コハルノートへおかえり

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角川文庫
コハルノートへおかえり

  • 著者名:石井颯良【著者】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • KADOKAWA(2016/04発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041040300

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内容説明

高校に進学して早々、親友とのトラブルで悩んでいた小梅がたどりついたのは、ハーブのお店「コハルノート」。そこで店主の朝霧にアドバイスをもらった小梅は……。ハーブと香りが答えを導く、やさしい謎解き物語。

※本書は第1回角川文庫キャラクター小説大賞にて奨励賞を受賞した作品です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

50
ほんわかムードで癒やされます。店長のすみれさん(男性)への、小梅ちゃんの心の動きがじれったい。もっと早く、少なくとも紗綾とすみれさんとのやりとりに気がついているはずじゃ……。恋心って、案外本人は気がつかないものかな。それはそうとして、続編も読んでみたいです。アロマ・香りについて、まとまった知識などなくても楽しめます。ミステリ的な第2話がグッド。2017/11/15

ami*15

39
「香りにまつわる謎解き」が気になり読んでみました。ライト文芸のシリーズとしてはよくありがちなパターンのお話でしたが、ゆったりとした作品の雰囲気とか作中に登場するちょっとした謎を解決するのに関わってくるハーブやアロマについての小ネタはまあまあ良かったかなと思います。続編はちらっと話題になった椿さんのお話が軸となってくるのだろうけど、個人的にキャラクターがあまり好きになれなかったし(特に小梅や樹さんの性格がくどかった)、続編は読まなくてもいいかな…といった印象でした。小梅という名前、私は可愛いと思うけどな。2018/05/06

はな

38
ハーブは苦手なのですがちょっと飲んでみたいなと思う気になれる1冊。香りも香水とハーブの天然の物の香りの違いなど蘊蓄もわかりやすかった。主人公の小梅がやたらと人に好かれるというよくわからない魅力があるのではまり切れない面もあったけれど続編も出ているようなので読んでみてもいいかなと思う。2017/08/16

くたくた

34
この本も私の読書傾向からはかなり遠いのだけど、実は著者にささやかなご縁があって入手した本。でも、いつまでも放置プレイは本にも著者にも申し訳ないので、せっかく出来た時間でこのたび手に取った次第。元気者で粗忽ものの直情径行ムスメが、美青年やら美少女に囲まれて構われてオロオロする話。最近珈琲店やら古本屋やら古道具屋やらのほんわか日常系が流行ってるが、これはハーブティ屋さん。最後までキスすらしなかったよ。先は長そうだね。(笑)2022/09/02

はるき

29
ヒロインの性格設定も言動も何かステレオタイプ。でもまあ、それはもはやこのジャンルの様式美かな。雑学好きには解説がたまらない感じ。2016/11/12

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