幻冬舎文庫<br> 悪党諸君

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幻冬舎文庫
悪党諸君

  • 著者名:永六輔【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 幻冬舎(2016/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344402805

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内容説明

「あなたの話を聞いて今、堅気やっています」――あの永さんが、日本全国の刑務所を訪ね歩いた慰問講演集。前代未聞、塀の中の懲りない面々に、笑いあり、涙ありの迷(?)説法の連続ライブ。女子刑務所ではオカマを論じ、倶利迦羅紋紋の前で長生きと健康法を説く。人権スレスレ、でもなぜか面白くて、温かい。シャバでは絶対聞けません。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はこぶね

1
無償で続けていた刑務所での講演録。まずなにより永さんの感覚がまず違う。戦後の麻薬ブームっていうものを知らないのが大きいかも知れないけど、刑務所に対して距離感が近い。そして語りも受刑者目線。しかしそんなことより黒柳徹子さんのエピソードがおもしろすぎて。素敵です。2017/04/20

AR読書記録

0
ものすごくよかった.単純に,話術としてうまい,面白い.べつに凝ったとか高尚なとか皮肉が効いたとかでもなく,ただ素直に笑えばいい笑い.その気持ちよさを久々に思い出した.そしてなんといっても参考になるのが,“犯罪者”と向き合う姿勢.べつにこれから向き合う予定があるわけではないが,まあ“犯罪者”といわず,自分(一応法は守ってひっそり生きてる小市民)の論理から遠い(と思われる)人との向き合い方,話し方といおうか.永さんから見たらそんな差は紙一重.そして,みなとにかく身近な人を悲しませるな.それだけのこと.2011/07/16

amaryllis

0
刑務所を訪問して永さんが語った講演録だそうだけど、あの(といってもそんなに知っているわけではないけど)永さんらしい語り口で、いいこと言ってるなあと思う。それは刑務所の中にいようが、外にいようが、関係なく。南無っていうのは、ナームという言葉で、大好き、愛してる、信じている、という意味だったんですね~。2011/04/13

へちゃむく

0
読んで良かったと思える、そうとしか思いようがない。良くも悪くもそんな印象の本でした。2008/11/26

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