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内容説明
ほんとうの自分を知ることで、さまざまな問題や心の葛藤を解決します。セルフ・カウンセリングは「書く」ことによって、自分の内面を探求していく自己発見法です。その手順はいたって簡単。書き方のルールにしたがって、生活の一場面を書いていくだけ。その記述を「読む」ことで、自分の心が見えてきます。誰にでも簡単にその原理と技法が理解できるよう、豊富な実例を交えて、わかりやすく解説します。
目次
はじめに
プロローグ
第1ステップ
第2ステップ
第3ステップ
エピローグ
あとがきにかえて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわにほ
21
私達の日常生活は、何らかの欲求を抱き、それを充足させる、ということの連続で成り立っている。だが、そのような欲求充足過程を自分ではあまり意識していない。そしてその特定の行動を繰り返していると自明なものとなり無自覚的にその行動の仕方をとるようになる。これが所謂〈習慣〉である。✦習慣的な行動は記憶に残りにくいが、自己を形成する重要な要素だ。本書で書かれている方法を使って、無自覚な習慣を明文化し(場面記述)、メタ認知的に自己を分析し(場面洞察)、どのような人達との間に起きた出来事なのかを考察する(関係別洞察)。2020/02/08
葉月たまの
4
すごい良かった♪。色々考えさせられた! シンプル故に分かりやすい本だったし><。自分を心理分析してみて、わたしって、こういう欲求があったんだとつくづく分かった><。やっぱりこういう入門書は分かりやすいことが一番大事だね……。もっと前にこの本と出合っていれば><。2014/11/04
上岡ゆりのき
2
読了。なるほどなぁと思ったところもあり、そこまでやる必要はないかなぁと思ったり。自己分析ならある程度できておりますゆえ…(しろめ とりあえず、もし行き詰ったらやってみようかな、という引き出しが増えました。選択肢が増えるのはすべからく良いことだ。多分。2013/10/16
二夢
2
何か問題が起こった時、感情的にではなく分析的に捉えるのは重要です。「書く」ことで整理する。それを人に話せると、もっと良いような気がします。2012/12/06
shimojik
2
感情や欲求を洞察し、葛藤を言語化する。葛藤からおこる不安を自分の責任として受け入れる。自己と他者をともに生かす解決策を考える/アドバイスすることで依存が起こる/習慣は無自覚で記憶に残らない。非日常が記憶に残る/相手が自分の欲求を満たすか、という視点で相手を見ている/具体性・継起性・相互性がルール。具体的に、時間順に、行動を交互に記述する/規範や目的に基づく反省から自由になり、自己と他者を受け入れる/心とは内面の意識の流れ/意識の志向性、意識には向かう対象がある/自分にとって一番大事な欲求は何か2012/11/04