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内容説明
税務署員もやっている手取り増額術を公開!
ビジネスパーソンなら、毎月必ずもらっている給与明細。しかし、実際には、総支給額と振込金額だけ確認してあとはポイッ、としている人の方が多いはず。それぞれの数字の意味を理解している人は少ない。その内容を知らないということは、実はそれだけで大損しているのだ。
給与明細には、収入だけでなく、貯蓄、税金、社会保障に関する情報が満載だ。この情報をうまく生かすことができれば、収入を増やしたり、支出を減らしたり、試算を大きくすることも可能なのだ。
実際に支給されている額から、様々なものが天引きされている。税金や社会保険料がその代表だ。その天引きされているものを減らせば、手取りは増えるのだ。
多くのビジネスパーソンは「会社がすべてをやってくれる」と思い込んでいることだろう。しかし、そうではない。会社は「最低限度のこと」しかやってくれない。ビジネスパーソンが使える所得控除13種類のうち、会社がやってくれるのは3~4種類に過ぎない。会社は税務署の代わりに、税務署の指示通りに社員から税金を取り立てているに過ぎないのだ。
自分の給料をきちんとマネージメントするだけで、汲々とした生活が一新できるのだ。
【ご注意】※この作品は図表が含まれるため、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
47
知ってた用語もあったけれども、「休日と休暇の違い」や「振替休日と代休の違い」や「法定外残業と法定内残業の違い」財形貯蓄、勤労学生免除とか改めて学べた。扶養免除も同じ家に住んでる家族しか扶養免除対象にならないと思ってたけど、同居してなくてない家族も一定の要件で扶養控除されるのは驚いた!まだ実際に給与明細とかもらったことは無いけれども、もらったらしっかりとみたい。ふるさと納税も学んでみたい2021/03/04
はるき
26
知っていれば受けられるけど、わざわざ教えてもらえない福祉制度が沢山あるんです。天引きが多いとは思いますが、中身を知ることで得することもあります。2020/03/18
しぃ
19
さすがに社会人も主婦も10年以上やってれば知っていることがほとんどでした。社会人になったばかりとか、そろそろ結婚や出産を控えてるとか、手術入院を控えてるとか、ライフスタイルが変わる前には読みたい。知っているか知らないか、行動するかどうかで同じ給料を貰っていても手元に残るお金は違います。けどその事実すら知らなければ、どうしようもない。義務教育の中にもこういう知識必要だと思うんだけどな…。あの明細貰ってもちゃんと理解出来る知識をもってから社会に出るのが本来あるべき姿なんじゃないかな。2019/12/29
ひろ☆
13
給与明細の見方。そして、税務署員がやっている節税。保険関連はなるほど。2016/08/10
たか
10
税や年金の知識は誰も教えてくれない。知らないがゆえに損していることは多々ある。やはり、勉強して知識を得ることは重要だ。2016/05/22