商都大阪をつくった男 五代友厚

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商都大阪をつくった男 五代友厚

  • 著者名:宮本又郎【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • NHK出版(2016/03発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140816905

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内容説明

江戸時代の経済の仕組みが崩壊した幕末明治期。実業家・五代友厚は時代のプランナーとして、大阪をまったく新しい金融商業の中心地に生まれ変わらせようとした──。連続テレビ小説『あさが来た』ヒロインのモデル・広岡浅子が活躍した激動の時代を、ドラマの時代考証者がわかりやすく解説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitsu44

13
東の渋沢、西の五代と称された大阪経済の父五代友厚。薩摩藩士として頭角を表すも政治よりビジネスに生きた男。史実を元に解説されてるので読みやすかった。2017/09/18

テイネハイランド

9
図書館本。著者は、NHKの連続ドラマ「あさがきた」で時代考証を担当した阪大名誉教授(専攻は経営学)。この本は、ドラマに出てくる元薩摩藩士の五代友厚とヒロインのモデルの広岡浅子の生涯を紹介している。五代友厚の生涯により焦点をあてた本だが、読んでいてより印象に残ったのは、広岡浅子のほう。「ピストルを胸に潤野炭鉱に乗り込んだ」エピソードとかなかなかの豪傑ぶりを発揮した女性のようだ。「小説 土佐堀川」(古川 智映子)のほうを読むべきだったかもしれない。2016/03/13

yyrn

4
wikipediaに載っていそうな五代友厚の業績について、より詳しく解説したような本だった。西洋列強に経済的にも侵略されなかったのは、明治維新の大転換期にこんな凄い男がいてくれたから、ということはよく分かったが、ただ、なぜそのような行動を取ったのか?という部分の言及が弱いように思えた。それは小説の範疇なのかな。ちなみに、朝ドラ人気にあやかろうとしたのか広岡浅子関連の記述はちょっと余計。だって、ドラマのように二人は直接絡まないのだから。まあおかげでどこが史実でどこがフィクションなのかは分かったけれど。2016/04/16

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3
「暖簾を守るために暖簾をつけかえる」いい言葉ですね。昔のものをそのまま守ることだけが伝統を守ることではない、接木の思想ってのがいいですね。 当時の大阪の商人たちの保守的な考え方を変えた五代友厚は凄い人だなと思いました。 大阪の地名の由来とか少し出てきて、ああ、だからそんな名前かと思いました。2020/05/22

hiloaki

3
大阪検定の今年のテーマ“五代友厚”。 でも4分の1は広岡浅子。 著者も、ふたりはあんまり関係ない と言いながら。。。 もっと関係している偉人がたくさんいるのに。 著者の思い入れか、朝ドラにこじ付けてページを稼いだのか。。。2016/10/24

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