集英社文庫<br> 晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)

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集英社文庫
晴美と寂聴のすべて1 (一九ニニ~一九七五年)

  • 著者名:瀬戸内寂聴【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 集英社(2016/04発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087461930

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内容説明

私は、小説を書きたいという切望をふたたび思いおこし、もう、それまでの結婚生活に耐えられない人間になっていった――。小説のため、恋のために夫と幼い娘を置いて出奔し、『花芯』『田村俊子』『かの子撩乱』など話題作を次々と発表していく。原稿用紙の中に自分の最後の一滴まで注ぐ生活の一方で、妻子ある男や年下の男の間でゆれ続けるなまの人世。自身の言葉で綴る「瀬戸内晴美」の足跡。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

木公

1
瀬戸内寂聴ってかなりファンキーな生き方をしている2007/10/01

charo

0
-く仏文学に居場所を求め瀬戸内氏は自ら退路を立ち安寧な場所である家庭の外へ作家という居場所を求めた。水村氏は1990年芸術選奨新人賞、1996年に野間文芸新人賞を受賞している。作家の経済的基盤がその作品の芸術的評価にどう影響するのか分からない。両氏の作家活動に残された時間は比べるまでもないが3.11以後時間軸を共有した作家として次回作も注目したい。2012/10/15

charo

0
今回は再読。女流文学賞 谷崎潤一郎賞 芸術選奨文部大臣賞(74才) 野間文芸賞(79才) 私小説について水村美苗との読み比べ。両氏の読書は幼少期から日本文学はもとより海外文学も凡人のそれとは比較にならない程であった事は言うに及ばず。 海外文学については後に水村氏は英語、仏語で読んでいたであろうが瀬戸内氏に関しては英文科を選択しなかった事を後悔している。勉強し直して英文科を受け直すという才覚もなく不勉強になった。と後悔しているが時代が違っていれば選択も違っていたであろう。水村氏はアメリカという国に居場所がな2012/10/12

yobooko

0
寂聴さんの作品読んだことない。これからも読まないかもしれないけど、お寺でニコニコしてる寂聴さんの来歴を垣間見て彼女の作品に興味が湧いた2018/07/03

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