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内容説明
齋藤孝の「書く技術」の集大成!! メールや企画書作りなど、社会人が仕事で成功するために必要な技術のすべてを、齋藤孝がわかりやすく詳しく解説します。終章には、書くために役立つ究極の40冊リスト付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
51
最近斎藤さん付いてます。私は【呼吸する様に読める文章はあるけれど、呼吸するように書いてもそういう文章にはならない】というのを持論にしていて、丁度最初がその話なので何だか嬉しくなって読みました。書き言葉と話し言葉は構造自体が違うけれど、実はミルフィーユの様に重なり合っている。その間を行ったり来たりする事で、読む・聞く・書くの技術は向上していく。先日『語彙力こそが教養である』を読んだばかりなので重複する部分もありましたが、復習になりました。三冊のシリーズだそうなので、他二冊も機会があれば読んでみたいと思います2016/05/06
洋
33
仕事で伝言的なメモを書くことが物凄く多くて、いつも「これで伝わるかな?」って思いながら書いてる、解決策が見つかればと手にしてみた。「書く力」のおおもとは「読む力」にある。らしい。そもそもそういうつもりで読んでないから文章力がないんだな・・・2016.03.30 2016/07/15
booklight
32
斉藤孝は、古典主義者で新しいアイデアは何もないのでは、と思っていた。たぶんそんなに間違えてはないが、今あることをうまくまとめている、過去の遺産を正面からとらえている、という点では素晴らしい。〇弁証法。正反合で考える。エッセイで「発見を提示する力」を育成。文章に現れるのはその人の人格、など興味深い〇書く力を鍛えた40冊も参考になる。解説を読むとわかるが、英語授業で使われる構文にも感動している。つまり、文章マニアなんだな。ラッセル幸福論、英文標準問題精講、氷川清話、古代マヤ・アステカ不思議大全などが気になる。2022/05/14
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
28
【1回目】メールから稟議書、企画書などのビジネス文書を中心とした「書く」ための心がけについての本。なので、手紙やブログなどの書き方を述べたものではない。読んでみれば、(1)論点を3つ抽出し、並べ替えを考える、(2)原稿用紙10枚をまず目指す、などの既出の論点が目立った。ということは、ある程度それらの齋藤メソッドが身についていてもいいはずのに、なかなかそうはいっていようだ。先に投稿したコメントで「齋藤本・卒業」を宣言してしまったが、折に触れて「再読」することはありそうだ。2018/02/24
assam2005
27
「書く」為には、たくさん「読み」、語彙を増やした方がよい。そして文章を構成するのには「音読」をする方がよい。今、子供の頃のやたらと出る「音読」の宿題の意味がわかった気がします。そして、「書く」ことを意識して「読む」と読み方が変わってくるのも、読書メーターで経験済み。読みながら納得。就活のエントリーシートについても触れられており、ここにも「書く」スキルが求められていたのを思い出しました。どちらも日頃の積み重ね。ちょっとした意識を持ち、続けていくことで向上していくのだと思いました。2016/05/23