角川文庫<br> あの一瞬 アスリートが奇跡を起こす「時」

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角川文庫
あの一瞬 アスリートが奇跡を起こす「時」

  • 著者名:門田隆将【著者】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
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  • ISBN:9784041033760

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内容説明

瀬古利彦、サッカー日本代表、遠藤純男、ファイティング原田、新日鉄釜石、明徳義塾……。さまざまな競技から歴史に残る名勝負を選りすぐり、勝敗を分けた「あの一瞬」に至るまでの心の奇跡を描きだす。

※本書は二〇一〇年七月に新潮社より刊行された単行本『あの一瞬 アスリートはなぜ「奇跡」を起こすのか』を一部改題し、加筆・修正したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

28
瀬古利彦が全盛期の頃、流行りの厚底靴を履いた時、どんな記録を出した事だろう。日本全部の期待を背負い勝負に挑んだロス五輪。コーチにより発掘され育てられた瀬古だが、コーチにより潰され五輪の金メダルを逃したとも云えよう。日本女子サッカーが話題になる前はソフトボールだった。ここにも感動の源があった。メキシコ五輪でのサッカー銅メダルと釜本氏の活躍は聞いていたが、まぐれでも奇跡でもなく、取るべき時にとったと感じた。星稜の松井に対する5連続敬遠。明訓は勝敗に勝ってはいるが、→2020/05/27

thee birdmen

12
いま目の前では優勝へのマジックを1にしたカープがジャイアンツとの直接対決をしている。2者連続のホームラン、2打席連続の2ランで5回途中をリードしている。神がかった強さを見せる今シーズンのカープには一体どんな奇跡が起こったのだろう。と、そんなことを改めて考えさせられるような内容の本でした。多ジャンルにわたってアスリートの明暗を分ける分岐点、結果につながる様々な要因を読み解いています。個人的には地味だけど柏戸の話が好きですね。あとは前書きに知り合いの名前が登場して、テンションが上がりました。2016/09/10

takam

10
様々な協議のスポーツ選手を取り上げた本書も門田さんの語り口で、各々の選手の人間模様が描かれている。選手たちは華やかに見えるが、各々の選手が葛藤であったり、迷いを持って生きている人間であるのだと思う。当然挫折をして挫折前と同じように立ち直ることはできなくても、挫折を通して人間は成長していく生き物だと思う。人間のだいご味は「ミスをすることではなく、ミスをしてから立ち直るところ」であるという引用が本書のテーマである。個人的にはロシアから来た野球選手スタルヒンの話が印象的だった。2020/02/21

TOMTOM

2
短編集ですが、筆のすべりに差がありすぎかな~。2016/07/07

tnyak

2
あらゆるスポーツに、勝者と敗者が存在します。そして勝者となるためにアスリートは日々、精進に精進を重ねます。では、勝敗を分けるのはどの時点なのか?本書は、その一瞬に至るまでの彼らの軌跡が克明に描かれた名著です。金メダルに輝いた女子ソフト、ジョフレを二度破ったファイティング原田に感動しましたが、金メダルを取れなかった瀬古や遠藤にも惹かれるものを感じます。2016/04/04

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