内容説明
理人は金髪碧眼の美青年。見た目は異国の王子様だが、中身は高飛車な「魔女の専門家」だ。都内で通り魔事件が発生。被害者は占い師で邪悪な魔女と呼ばれていたという。理人は臨床心理士の玲李と調査に乗り出すが!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
32
もっとオカルトチックな話かな?と思っていたけど、現実の殺人事件だった。占いかぁ…何事もハマると怖い。2019/09/17
カナン
32
「魔女調伏師(ヘクセンバナー)」という肩書を持つ、傲岸不遜な性格のドイツ人理人と、その友人の臨床心理士の玲李が「現代の魔女」を追うシリーズものの序章。魔女の定義についてはあっさりと理人が作中で解説してくれているので、中身はオカルトでもホラーでもない軽めのミステリ。ただ兎に角残念なのは、臨床心理士は薬剤を処方出来ないという基本が無視されている点。現実的な観念に基づいて魔女調伏する理人より、薬剤処方も精神鑑定もしちゃう臨床心理士の方が、存在してくれたら遥かに困るんですけど。精神科医との区別がついてないのかな?2018/01/05
ダージリン
28
オカルトを背景に美形コンビと刑事が活躍するお話(笑)。まだキャラクターが顔見世状態なのでシリーズで読みたいです!2016/03/29
園宮
22
全編通して序章っぽい。魅力的な題材なのにヘクセンバナーはこういうものですよって説明。理人と玲李の華々しい立ち回りを期待してたので、もっと濃いの読みたかった。バディ物やけど轟刑事が絡んできた方が広がりが出そうなので3人での活躍に期待。心理的な要素が強い事件シリーズになるのかな。てか、続きあるよね。行方不明の理人の同僚の件もあるし、理人の所属する団体がもっと絡んで来ないと!2016/07/21
miroku
19
闇に笑うほど黒くないけど、魅力的な物語だ。2018/11/05