角川文庫<br> スティングス 特例捜査班

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角川文庫
スティングス 特例捜査班

  • 著者名:矢月秀作【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2016/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041042410

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内容説明

首都圏を中心に密造銃を使用した連続殺人事件が発生した。警視庁の一之宮祐妃は、自らの進退を賭けて、ある者たちの捜査協力を警視総監に提案。一之宮と集められた4人の男女は、事件を解決できるのか。

※本書は、二〇〇一年に大創産業より発売された『チーム 女警視・渡辺暢子捜査ファイル』を大幅な加筆訂正の上、改題したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

119
およそありえないようなことだからこそ、ストレス発散になるのでしょうね。悪人も悪人なら、警察側も犯罪者を使って対峙させています。この四人の犯罪者の特徴がまたバラバラでも、すべての能力を合わせれば、という感じです。映画とかドラマにしたら面白い感じがします。警察はただまとめるだけでほとんど何もしない感じです。今度は警察側のほうを主人公にして書いてもらいたい気がします。2016/04/20

GAKU

53
密造銃を使用した連続殺人事件が発生。既存の捜査では進展せず、女性警視一之宮は「特別捜査班」を結成。そのメンバーというのが、刑務所に収監されている受刑者四人。ヤクザの若頭、元女性傭兵、女たらしの詐欺師、オタクの天才ハッカーといった面々。もうこの設定からしていつもの矢月作品のパターン。B級アクション映画のごとく、荒唐無稽に物語は進んで行きます。もぐらシリーズやリンクスシリーズ同様、何も考えずに楽しくさらっと読めてしまいます。ワンパターンと分かっていながら、この作者の作品は毎回読んでしまいます。2016/07/17

きさらぎ

43
犯罪者に捜査をさせるなんて、ありえない世界なんだけど、いかにも矢月さんの好きそうな設定。詰めが甘いところ、悪役がベタなところ、B級感たっぷりな点も矢月さんらしい(笑)突っ込みどころは多々あれど楽しめた。2016/10/08

James Hayashi

23
初読み作家。警察小説かと思ったが、警察が犯罪者を使い連続殺人と密造銃に迫るという内容。終わりに大創産業如何のこうのと書いてあるので100円ショップで出されていたものを加筆訂正したのかも。B級らしさを感じさせる作品。これが100円ならすごいお得感がある。2016/08/31

Junichi Yamaguchi

18
『仲間』… 帯どおり⁈ B級最高傑作⁈ とにかく、早い展開でスッキリ読了。。2016/04/15

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