角川文庫<br> 覇王の海 海将九鬼嘉隆

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角川文庫
覇王の海 海将九鬼嘉隆

  • 著者名:二宮隆雄【著者】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • KADOKAWA(2016/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043613014

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内容説明

永禄8(1565)年7月、波切(なぎり)大王の海城を逐われた23歳の九鬼嘉隆は、まだ明けきらぬ伊勢海に血走った目をぎらつかせていた。敵対する千余の志摩地頭軍に砦を囲まれ、暗夜の海を逃げてきたのだ。だが、ただ逃げ出したのではない。嘉隆は、海をへだてた尾張国の当主、まだ見ぬ織田信長のもとに走り、世に出る機縁をつかもうとしていた。一介の志摩の海賊の身から日本水軍の大将にまで上り詰める九鬼嘉隆の凄絶な海の闘いを描く、海洋時代ロマン。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

GaGa

40
九鬼水軍、九鬼嘉隆の歴史小説。九鬼嘉隆を主役にした作品では白石一郎氏の「戦鬼たちの海」が一番いい出来だと思うが、本作はそれには及ばないまでも、なかなか楽しく読むことが出来た。九鬼嘉隆の人生が面白いのは、その生き方が武田+真田だということ。武田信玄のように過ちをおかし、真田昌幸のように血をつないだ。大河ドラマで見てみたい武将でもある。2013/04/17

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