内容説明
日韓関係が緊張を続けるなか、日本側特使を暗殺する計画が密かに練られていた。舞台は、韓国新幹線KTX。危険を察知した十津川と亀井は韓国に飛ぶが、時速三〇〇キロで疾走するKTXは、犯人グループにハイジャックされてしまう。十津川らは計画を阻止できるのか。犯人の目的は? 終盤の闘いは、まさに瞠目!
目次
第一章 暗殺プラン
第二章 接点
第三章 光州へ
第四章 爆発
第五章 列車ジャック
第六章 圧力
第七章 ラスト・アタック
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴァーノン
17
凄く久しぶりに西村京太郎のトレインミステリーを読んだ気がします。というのも、韓国旅行が好きなので、タイトル買いしたものです…。 結論から言うと、今ひとつだったかな。 韓国新幹線KTXは何度か乗った事があり、車両の描写とかは分かりやすかったですが、犯人グループや協力者(?)の行動がちょっと、、、あり得ないんじゃないかな〜。洗脳されているのなら別ですが(~_~;) その他、送り付けられた犯行予告の扱いなんかも何となく雑な感じがしました。2018/04/28
ドットジェピー
7
凄く読みやすかったです。いろいろ考えさせられました2021/03/30
かずお
0
韓国の新幹線についてはよく知らないが、実際に乗って確かめた上で書かれた作品なんだというのが感じられる作品。2017/12/03
ラピス
0
終わり方が微妙なこと以外は面白かったです。それよりも気になったのが、解説の、西村さんは読者が読みやすいように短く(句読点だらけ)したということらしいんですが、余計読みにくいわけだけど、ふざけてます?w2023/09/30