行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

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行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

  • ISBN:9784862762139

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内容説明

<p>「今ここ」に意識を集中し、アルケミスト型リーダーをめざせ。</p><p>個人・組織の変革の鍵である「意識レベルの変容」は、どうすれば可能なのか。「行動」と「探求」を同時に行うことでこの問いにアプローチするのが、発達心理学の知見に基づくリーダーシップ開発手法「行動探求」である。独特の観点から人と組織を特徴づける7つの「行動論理」によって、読者は自身・自組織の傾向をつかみ、適した成長の指針を得られるだろう。理論的解説にさまざまなビジネスパーソンの臨場感あふれるストーリーが織り交ぜられていることで、実践の場面を想像しながら学べるはずだ。リーダーシップやマネジメントの力を飛躍的に高めたい人、必読の一冊。</p>
<p>「『行動探求』はビル・トルバートの最高傑作であり、組織の発展と個人の成長、理論と実践、内省と行動、身体と精神を新たな形で統合する。本書を読めば、自分自身の全体性をよりよく感じられるようになるだろう。」
―― ロバート・キーガン(ハーバード大学教育大学院教授、『なぜ人と組織は変われないのか』著者)</p>
<p>▽本書で解説される7つの「行動論理」
機会獲得型―自己に有利な機会を見出し、結果のために手段を問わず行動する
外交官型―周囲の状況・既存の秩序に合わせて調和を重んじて行動する
専門家型―自己の論理・効率を重視し完璧を目指して行動する
達成者型―目標を掲げ、効果を得るのために他者を巻き込んで行動する
再定義型―戦略・手段・意図の一貫性を問いながら独創的に行動する
変容者型―相互性と自律性を好み、時宜を得て発達を促しながら行動する
アルケミスト型―意図を察知し直観的・タイムリーに他者の変容を促しながら行動する</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくみくた

8
48冊目。行動論理(アクションロジック)とは、人がどのように周囲の状況を認知・理解(=INPUT)し、どのようにその後の行動を構成(=OUTPUT)するかのパターン(箱)のこと。自分自身や相手がする意思決定や行動を、さまざまな行動論理の表れとして認識するようになると、実際に日々の意思決定や行動をしているまさにその最中に気づきを得られるようになる。気付くことができれば、その瞬間に、自身のもつ前提の捉え直しや、新たな行動の選択肢、そしてそれを働きかけるタイミングにも敏感で柔軟になることができる。2021/06/18

ark

2
最新のリーダーシップ論だと思う。柔軟性のあるリーダーが求められているのかも。ここ最近、マインドフルネスといった瞑想法がビジネスに交わる傾向が強く精神性を高める動きが多い。この本もその部類に入る。宗教的要素は皆無で事例も多いからわかりやすい。実際にどのような観点で自分を見つめていくのか?という内省を中心に自己成長を促す。そこから、チーム・組織の成長へと進む。その道筋が書かれている。実際に行動してみて、折に触れて読み返したい一冊。2016/06/12

Kengo Oguruma

1
今の自分やむかいあうそのひとがどういう発達段階にあるかを認知できるようになることで、取りうるアプローチが変わる。 それをじっくり認識出来るようになってきたかと思う。何度も読まないと理解しきれない。ので、また読む。2020/06/29

なご

1
 行動しながらメタ認知する。  戦略や意図と言った長期の話と、マインドフルネス的な”今ここ”の短期の話を、フィードバックを感じながら行動する、という層でうまくまとめて書かれてあるように感じた。  エウレカ! と思いながら2部まで読んだ。  けど、3部の組織を変える話になって”あーはいはいコンサル話ね”と少しテンションが落ちたまま読了。2018/04/13

ゆーや

1
2018年10冊目。自社本のため割愛。2018/02/10

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