内容説明
明日の仕事が楽しみになる!エッセイ集。
働く女性向けファッション誌『Oggi』の連載エッセイ(2013~2015年)が一冊の本になりました。エッセイは、仕事や人間関係、暮らし、人生に悩みながらも、ひたむきによりよい未来を見つめる、20代後半~30代女性読者への手紙のように書かれたもの。働く女性の現在にやさしく寄り添いながらも、自身の豊かな経験や確固たる思いをまっすぐに綴っています。その潔さにハッとさせられ、新たな視点を学び、また明日からガンバロウ!と前向きになれる珠玉の言葉が満載。女性に限らず、すべての働く人におすすめの、何度も読み返したくなる一冊です。
2014年12月に『暮しの手帖』編集長を辞して、2015年4月、クックパッドに入社、7月に新メディア『くらしのきほん』を立ち上げた著者。自身の仕事が大きく変化する時期にリアルタイムで綴られたエッセイとしてもファン必読!
【ご注意】※この作品はカラーのページを含みます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Roko
32
自分を主張する人が大勢います。逆に、誰かの陰に隠れて「わたしなんか」という人もいます。どうして両極端な人が多いのでしょう?自分にしかできないこともあるし、自分にできないことはもっとたくさんあるし。でも、何にもできない人なんていないのです。今できなくても、上手な人に教わればいいだけのことなのです。上手な人のやり方を見ていると、自分の思い込みが上手くできない原因だったのだと気がつくことがよくあります。「自分以外の人は皆、自分に何かを教えてくれる先生」という言葉を座右の銘にしましょうか。2022/02/18
チヒロール
20
毎日の暮らしを丁寧に、感謝の気持ちをもって生きてみようと改めて思わせてくれたステキなエッセイ。2016/05/31
しょうご
10
お借りをした一冊です。松浦弥太郎さんの文章を読んでいると、柔らかな文体の中でも背筋が伸びるようにぴしっとなる感覚があります。 「はじめに」にあるように文章を書く際に、心掛けるのは大切な人に宛てて書くことなのだと再認識をしました。 今日もていねいに、生きられたかは自問しながら生きていきたいと思います。2020/08/23
よしひろ
10
タイトルからして好きになった。シンプルにして、真理を突いた文章。「とことん落ち込んでみる」「好き嫌いから卒業する。」2016/01/08
たっきー
8
日々の暮らしのなかで大切にしたいことについて、心に留めておきたい言葉があった。が、全体的にはさらりと流れていく感じで印象が薄かった。2016/01/09