内容説明
「大日本帝国」には多くの「謎」がある。
なぜ「大日本帝国」は、侍が支配するアジアの小国から、世界有数の軍事大国へと変貌を遂げることができたのか？ 人工国家「満州国」の実態は？
日本が固執した理由とは？ アジア諸国は大日本帝国をどのように受け止めていたのか？
アメリカとの戦いを避けることはできなかったのか？ …などの数々の疑問から、「大日本帝国」の本質に迫る！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nagatori(ちゅり)。
8
たまたま病院のデイルームにあったのを拝借して読了。軽い気持ちで読み始めたけれど、恥ずかしながら知らない事ばかりでぐいぐい引き込まれるように読んでしまいました。この手の本にありがちな偏った記述や曖昧な出典なども感じられず、平明で淡々とした文章に好感を持って読み進むことができました。良書、だと思います。もう一度読みたいな。2014/08/29
yoro
2
戦後70年の戦争関連番組を見て終戦前後の日本に興味を持ち本屋で手に取りました。心配してた思想の偏りも無く、戦争において、日本に何が起きてどう考えどう動いたのかがとても分かりやすく書かれておりサクサク読めました。年号やぶつ切りの言葉でしか知らない自分の拙い知識がちゃんと起承転結のある歴史の部分部分にはまっていく感覚。個々の文章も長すぎず、見出しも解りやすいです。物事は多面から見るべきとの事ですが一つの面として読むのに良い本だと思います。2015/08/27
kasukade
2
コンビニでなんとなく手にとり読んでみた。面白い。近代日本の歴史はあまり学校で勉強しないのでこうしてわかりやすく要約されてるとホントスラスラ気持ち良く読めて勉強になり、なにより安い。こういった歴史について勉強しないのでためになりました。良い本。2014/03/10
ハット
2
読むものがなく、ふらっと立ち寄ったコンビニで購入し、読んだ。久しぶりにこういう内容の本を読んだこともあり、非常に新鮮だった。この戦争の是非は一言では語れないね。難しい。2014/02/03
十六夜水無
1
明治から終戦までを簡単にまとめた本です。日本も発展途上中は無茶苦茶だったと理解できる内容でした。歴史の教科書ではあまり知られていない事が多く載っているので、一読の価値はあります。2014/03/23
