内容説明
古文常識とは、古典の世界観を知ること。これをおさえていないと、文法も単語も、使いこなせない。古文の大ベストセラーが、図版・イラストを大増量し、カラー版になって、さらにパワーアップ!この1冊で、得点力もパワーアップ!「文学史」つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えみ
63
独学で古文書を勉強しているが「くずし文字がわかる」「単語を知っている」「読むことができる」だけでは到底古文書を読む解くことができないことを実感した。そう、ここには重要なことが抜けている。当時の常識や知識を身につけること。これがなければ永久に成長しないことがわかったので、学生に戻ったような気分で歴史はともかく、古文と漢文も学習することにした!億劫がって基礎をすっ飛ばしてしまったことで古文書学習の限界を見てしまった。読めても文章組み立てが致命的にできない!古文の常識が簡単に書かれたテキスト、一回目、流し読み。2023/07/17
それん君
6
受験以外でも役にたつときがくると思います。この本は名称と解説とイラストがついているので古典を読むときはイメージが膨らむと思います。2016/10/29
樂
5
受験参考書だが、平安時代の文化についてここまでよくまとまった本は他にないと思う。 とても勉強になった。2017/05/09
しょうゆ
5
参考書として買ったけれど、純粋に読み物として面白い。古文の導入には最適な本です。役職や日用品、恋愛事情、占い、仏教など様々な事柄に触れています。中でも宮中行事や月齢の呼び名が面白かった。現在とかけ離れている常識が多いのですが、たまに共通のものが見つかって楽しいです。古典文学と日本史への興味が湧きました。2015/09/28
けん
2
旧版よりカラフルでイラストも多くなったので、より読み易くなったと思う。ただ、表紙にも「頻出用語集」とあった様に、「読み進めていくというより、不明な用語を調べる辞書的な役割になるかな!」と感じた。「持っていると、重宝する本」だと思うし、解説文も平易で分かり易いので、受験生に限らず古典学習用におススメだと思います。2020/04/22