実業之日本社文庫<br> 叛撃

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実業之日本社文庫
叛撃

  • 著者名:今野敏
  • 価格 ¥587(本体¥534)
  • 実業之日本社(2016/02発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408552675

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内容説明

男たちは体を張って闘う。誰かを、何かを守るため――。刑事と暴力団員として再び出会った空手のライバル。その最後の勝負を描く『花道』、新興流派のフルコンタクト空手に、伝統空手の誇りをかけて挑戦する男を描いた『空手道・内海道場』、少女を食い物にする芸能界の売春組織に、スタントマンの憤激の拳が炸裂する『血と埃のバラード』……。著者会心の8編を収録した短編集、待望の文庫化!  男と男のプライドをかけた熱い闘いが始まる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

21
「武道なんて、生きていくうえで、クソの役にも立ちゃしませんよ」居酒屋で酔った相棒の刑事・吉倉がそう言った。「何があった?」と聞いた私に吉倉は検挙間近の暴力団員が、かつての空手のライバルだったという事を話し出して・・・(「花道」)空手や格闘技など闘う男たちの姿を書いた8編を収録した短篇集。2017/05/14

金吾

18
武道家たちの話です。著者も武道をしているので描写がリアルであり、またテンポがよく面白かったです。2020/12/11

あまみ

16
私が読んだ今野さんの初めての分野。格闘を描いた短編集。空手ものが主体。私立探偵、空手道場主、柔術家、スタントマンが活躍する。最後には勝つのだろうと思うので安心して読めるが、格闘シーンの描写は読みごたえがあった。他の警察もので、こんな強い刑事を登場させていないのかな。刑事がスパースターだとかえって面白くないのだろうな……。2022/08/22

Kaz

16
久々の今野敏作品。空手を中心とした格闘技の描写のうまさは相変わらず。読みやすくて読み応えのある短編集でした。スタントマン黒田の3編がお気に入り。2018/09/10

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12
久しぶりの今野さん。学生時代に格闘技が好きだったからよく読んだなぁ。昔に戻ってちょっとワクワクしながら読めた。面白かった。2017/05/24

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