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内容説明
昆虫のオモシロイ秘密がいっぱい!
人気のゲッチョ先生が明解に説く昆虫の謎。子供も大人も楽しめる充実の一冊!
里山にある自由な校風の中高一貫校で教える理科教員のゲッチョ先生。
理科準備室には次々と生徒たちが訪れ「これナニ?」「こんなの拾った!」
とさまざまな生き物を持ち込みます。
そして、いざ解説しようとすると、「わかったつもり」になっていたことに気づく。
実は身近に見られる昆虫たちだって、よく考えると知らないことや面白い秘密がいっぱい。
そんな教員と生徒たちとの楽しいやりとりを交えつつ、ゲッチョ先生が昆虫の世界を解説します。
著者本人によるイラストも秀逸です。
※2002年に刊行し、好評を博した『教えてゲッチョ先生!昆虫の?が!になる本 (Outdoor 21 Books)』 の文庫版。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamakujira
6
生物の先生が生徒の疑問をきっかけに、昆虫のウンチクを披露してくれる。「探虫記」「恐虫記」「嫌虫記」「育虫記」「怪虫記」の5章で70話、1話につき3ページ+挿絵だから、昆虫に詳しい人には内容的に物足りないかもしれないけれど、虫をきっかけに自然を見る目を育ててくれそうだ。熱心だったり常識不足だったりトボけてたり、スズメバチ+コオロギ=カマドウマなんて発想する生徒たちの言動もおもしろい。「セミのヘソの緒?」「これはタネ?」「超音速で飛ぶ?」とか、まだまだ知らないことがあって興味深く読んだ。 (★★★☆☆)2019/07/17
志村真幸
0
2002年に出た単行本『教えてゲッチョ先生! 昆虫の?が!になる本』の改題・文庫化。 著者は埼玉や沖縄で高校教師を務めていた人物。ゲッチョ先生というあだなで知られ、生物学の入門的な本をたくさん出している。 本書は、多数の写真やイラストともに、昆虫とはどんな生きものなのかを紹介したもの。ガとチョウの違いから虫の分類について教えてくれたり、ミツバチのスズメバチ撃退法を解説したり、カメムシがなぜ臭いかを語ったり、まるでハチドリのように飛ぶ虫を示したり。 少年も大人も楽しめる一冊だろう。 2018/12/18