セキララにキス(2)

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セキララにキス(2)

  • 著者名:芥文絵【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 講談社(2016/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063658491

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内容説明

人から好かれるために「仮面」をつけて生きてきた千歳(ちとせ)。美術予備校に通う樹(いつき)と出会い、嘘を見抜かれたことで、素の自分でぶつかると決意する。自分の美術予備校に通い始めた千歳。授業を通じて友達もでき、厳しいけど、たまに優しさを見せる樹にどんどん惹かれていくけど…!? どうしたら本当の樹くんに近づけるのだろう… 仮面かぶり女子×自由すぎ男子の青春・美術予備校ラブ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蝶よ花You

43
この作品って、「思春期」という代物を丸ごと詰め込んだような作品だから、ちょっとくすぐったくて、ちょっと苦しい。学生特有の進路や自分の未来に悩んだり…って問題もあるけれど、学生の間って限られた世界が全てだと思いがち。そこでの対人関係ってその時のその人間にとっては本当に重要事項なんですよね。だから、そこでの関係が崩れたら自分を取り巻く全てがダメになるように思えちゃうけれど、人との関係って意外と丈夫だし、自意識過剰もつきもの。端から見たり大人になるとなーんだ、って気づいちゃうんですけどね。身に積まされるわ(笑)2016/01/19

よっち

40
樹や美術予備校の仲間と出会って少しずつ自分らしさを出せるようになってゆく千歳と、芸大の現役合格にこだわる樹。まだ学校ではぎこちなさもあったけど、トラブルをきっかけにいい方向に変わっていきそうで良かった。樹も少しずつ変わってきてるのかな。最後に出てきた彼は意味深ですなあ。2017/03/23

絹恵

31
器用に何でもこなせても、わからないことはあって、それが歯がゆくて見ないようにしたり、自分でも気づけないまま引き寄せられてしまったりするのだと思います。剥き出しの言葉は深い傷を残すかもしれなくて怖いけれど、時に何にも代えがたい心強さを与えてくれます。そして、自分が好きにならなくちゃ誰も自分を好きになってはくれないのだと痛いほど感じました。2016/01/30

ねこみみ

19
面白かった。千歳がまっすぐにガンバってるのがいいな。予備校の友達も良い子達だ。樹くんが思わずキスしたのにはびっくりだったけど、イイ感じに展開していきそう。樹くんのハニカミ顔可愛い!樹くんの心の中の何か と最後に出てきた人が気になる。2016/11/28

すず

16
レンタル..千歳の仮面も大部外れてきて目標も出来てガンバってる!!学校の友達にも自分をさらけ出せて良かった..樹はまだ不安定?優しかったり素っ気なかったり美大に入る事に一生懸命でその後の事を考えて無いからあせっているようにも思えるし...最後に千歳の知り合いらしき人の登場だけど彼は誰?2016/03/23

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