講談社+α新書<br> 半値になっても儲かる「つみたて投資」

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講談社+α新書
半値になっても儲かる「つみたて投資」

  • 著者名:星野泰平【著】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 講談社(2016/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062726948

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内容説明

「安く買って高く売る」。言い換えると「投資はタイミングが重要」と思われている方が実に多い。そして、いつの間にか「投資=博打」というイメージが醸成されてしまった感がします。これは非常に残念。「つみたて投資」は、これまで金融業界ではほとんど研究されてきませんでした。理由は金融機関が儲からないからです。この、「金融機関が儲からないものの、誰にでも取り組める投資法」を詳しく解説します。

目次

プロローグ ~「安く買って高く売る」に縛られすぎた日本人
第1章 「値下がり安心」効果 ~どんなに下がっても安心
第2章 「スピード回復」効果 ~損から素早く回復する
第3章 「リバウンド」効果 ~下がった後に戻ればリターンが得られる
第4章 「ストレス抑制」効果 ~上がっても下がってもストレスが抑えられる
第5章 「タイミング・フリー」効果 ~始めるタイミングに悩まない
第6章 「プロセス」効果 ~始値・終値だけでなく、経過の値動きが大切
第7章 「継続」効果 ~ケイゾクハチカラナリ
第8章 「予測不要」効果 ~考えたってわからない
第9章 何のためにつみたて投資をするのか
第10章 つみたて投資研究記 ~一つの証券会社がなくなった物語
終章 つみたて投資とはどういう投資か
【参考資料(1)】 論より証拠 つみたて投資、1000回やってみました
【参考資料(2)】 いくらになるか 実際、どの程度貯まるのか
【参考資料(3)】 本書で解説したシミュレーションの結果一覧
おわりに ~つみたて投資を日本の文化にしましょう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

baboocon

7
毎月一定額を積み立てて金融商品を購入していく「つみたて投資」。これまでこの手法を深く掘り下げた投資本というのはなかったと思う。タイトルにもなっているように、金融商品の価格は半値になってもつみたて投資なら利益を出せる可能性がある、など一般的な感覚に反するデータが豊富に示されている。資金をまとめて投資する「一括投資」との比較で、つみたてのメリットはもちろん、デメリットにもきちんと触れられていて、良心的だと思う。後半の著者がつみたて投資を研究するきっかけとなったベンチャー証券会社時代のエピソードも面白い。2010/12/28

Hiroki Nishizumi

5
いろいろ考えるヒントになった。2019/12/24

Humbaba

3
人は損をするという状況を何よりも嫌がる.しかし,資産運用をしていれば損をするということはほぼ必ず起こることである.積立式の資産運用であれば,値段が下がるということは購入量を増やすということであり,値段を戻したときにより早く損を取り返せるようになる.また,統計的に見ても1年積立を続ければ9割以上の確率で損をしていない.2011/04/20

セディ

2
時間をかけてすることがとっても大事なんですね。沢山のお金を一度にかけるより、長い時間をかけてする。時間がない人も沢山のお金がない人もできるし、ストレスもない。いい投資法だと思いました。2011/02/20

もものげ

2
つみたて投資自体は実行しているのだけど、その有効性を知りたくて読んでみました。とても安心できる内容で、これからも続けていこうと思った。けれど、10年で10倍になっても2倍にもならないとわかって残念な気持ちになったのも事実です。あと、出口戦略はしっかりしないといけない。ゴールを決めたら積み立て終了の時期を見極める必要があるが、その点の記載がすこし抜けているように思う。2011/01/01

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