新☆ハヤカワ・SF・シリーズ<br> クロックワーク・ロケット

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新☆ハヤカワ・SF・シリーズ
クロックワーク・ロケット

  • ISBN:9784153350243

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内容説明

わたしたちの世界とは少し違う、別の物理法則に支配された宇宙。奇妙な現象「疾走星」の増加を調べる女性物理学者ヤルダは、彼女たちの惑星が壊滅間近であることを知る。危機回避のための策は、いまのヤルダたちにはない。しかし巨大ロケットを建造して深宇宙に送りだせば、この宇宙の特異性のためロケット内では無限の時間が生みだされる。惑星上での数年のうちに現在よりはるかに科学技術を発展させ、惑星を救えるにちがいない!計画への無理解と批判にさらされながら、ヤルダたちはこの前代未聞の大事業に取りかかるが……。現代最高のSF作家イーガンの宇宙SF三部作、開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅はこべ

74
ごめん、ギブアップ。イーガン初読みにはふさわしくなかったか、それとも物理や数学の基礎的素養がないと、そもそも無理なのか。再挑戦があるかどうか、今のところ微妙です。2018/02/24

神太郎

36
『白熱光』以来の二冊目のイーガン作品!難しさの先に面白さがある作家。今回は意外にも読みやすい。前作で慣れたのか?いや、多分小難しい物理のことは多分読み流すクセがついたからかもしれない。解説を読んで「物理法則が微妙に違う」のうちどこが違うのかが何となくわかった感じの理解しかない(笑)それよりも主人公を取り巻く社会や生物学的生理学的な部分にも興味をそそられる。科学知識満載でありながらストーリーと設定でもしっかりと見せてくれるのは相変わらず。しかし、これ一冊でもすごいのに三部作の第一巻とは…。マジっすか!2021/09/25

宇宙猫

28
挫折。難しすぎて全然わかんない。面白いんだけど3部作の1作目なのを考えるとクラクラして、半分で挫折。完結したら再チャレンジしよう。2016/03/19

わたなべよしお

22
 え?ここで終わっちゃうのって、3部作だったんですね。知らずに読み始めた。我々と微妙に物理が異なる世界。回転物理学?時間も含めた円環世界?まぁ、半分も理解していませんが、主人公たちがなにをやろうとしているのかは、大雑把には理解できます。物理も含め、社会、伝統など、とてもユニークな世界が構築されていて、流石にイーガンとは思います。この冒険のその後も気になりますが、どうかな、この世界を成立させている物理が理解できていないのに読み進むべきか。少し悩んでいる。2023/01/01

garth

17
まったくわからなかった……イーガンを読んで、これほど何もわからなかったことはない。補遺を読んでもまったく意味がわからず、板倉先生の解説を読んでやっとわかったが、何一つ納得はできなかった。「おまえがそう言うなら、そうなんだろな。おまえの中ではな」という言葉をこれほど強く実感したことはない……2016/02/17

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