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内容説明
「さらなる高みへ」以降の浅田真央の足跡を追ったノンフィクション。バンクーバーからソチへ。浅田真央が感じた、喜びと悲しみ、挫折感と達成感。そして、たどりつく希望。「さらなる」以来、継続的に取材を続ける吉田順が、その知られざる素顔を描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
52
この本を読んで強く感じたのは、真央ちゃんのライバルは真央ちゃんだけ。他の人は関係ない。自分の演技に自分で納得できたか、満足できたかしか評価の基準になっていない事。だから今はトリプルアクセルが満足のいく出来ではないと分かっていても、逃げるようで認めたくないのでしょう。とても頑固ですね。世界女王に何度もなっている段階で、スケートを一からやり直すという決断が凄いです。絶対に妥協しない頑固さゆえでしょうが、いじらしくなって切ない。気の合う優しいパートナーと巡り会って、落ち着いて穏やかな日々を過ごして欲しいです。2017/04/26
パフちゃん@かのん変更
51
真央ちゃん、勿論才能も素晴らしいけれど、努力の人ですね。女性では難しいトリプルアクセル、ソチでのフリーや2014世界選手権金メダルの快挙。本当に素晴らしいです。感動をありがとう。でも、トリプルアクセルはすごく体に負担が掛かるんだろうな~と、心配になります。2014/04/12
myao
40
★★★★「真央のスケートを見て、楽しくなったり、幸せになったりした人は、演技を見終わったあと、ほかの人に優しくなれると思います」「そういう効果があちこちで働くということは、少しずつ、世界を平和にできる力が働くっていうことだと思います」というローリー・ニコル(振付師)の言葉に尽きるなぁ。アスリートの不断の努力、最後まで決してあきらめない強い心、そういうものを子供にも読んで感じてほしいと思います。指定図書決定。2013/10/26
とりあえず…
38
バンクーバー五輪が終わってからの3年にわたり真央ちゃんを追った1冊。何かを成し遂げる為には並々ならぬ努力と苦悩がつきものであること、頭ではわかっていても、それに取り組むことは本当に容易ではない。そのことを改めて考えさせられました。精神面だけでなく、トレーニング面のこともわかり、非常に参考になりました。この冬が正念場の真央ちゃん。快心の真央スマイルが見れますように。2013/11/29
D21 レム
36
踏切に問題があっても着氷できる上手さが逆にエッジエラー矯正の機会を逃す。きついインターバルトレーニング。流れで跳ぶジャンプ。「ジャンプをミスしても勝てる」。「真央のスケートは見る人を幸せにする力を持っています。真央のスケートを見て幸せになった人は演技を見終わった後、他の人にやさしくなれると思います。そういう効果があちこちで働くということは少しずつ世界を平和にできる力が働くってことだと思います」ローリー・ニコル。「真央はすごいやつだなあと一言でいうなら感動していました」佐藤コーチ。今日は世界選手権2014!2014/03/26