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内容説明
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「車イスのニュートン」が描く驚異の宇宙像。宇宙に始まりはあったのか? 宇宙に終わりはくるのか? 宇宙の特異点ブラックホールの本当の姿は? そして、すべての鍵をにぎる「虚時間」とは? (ブルーバックス・2005年7月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
内島菫
18
虚時間という考え方は(その発想の経緯からして当然ではあるが)人工的に過ぎたという結果だったが、そもそも時間や空間の設定自体が人為的なものでありその裏をかくようなところが、個人的には魅力的な考えだと思った。私たちの直感は私たちのスケールに見合った直感であり、それが桁違いに小さいもしくは大きいものを考えるときには役に立たない。その中で不確定性原理だけは地味に崩れなかったりして、だからこそ膨張するエントロピーの方向へ向かって生きている私たちが、宇宙がすべて解明されてしまうという収縮期を経験せずにいられるのかも。2016/05/12
jjm
12
虚数も虚時間も人間が具体的に認識できるものではなく、計算上の単なる操作であると自分を納得させれば、もう不思議だとは思わなくなる。(と思う)
fseigojp
9
ファインマンは量子力学を作り直していたなんて 虚数時間とも関連していた2019/12/08
中島直人
6
(図書館)読了。頭の体操をしてみる。2019/04/20
mstr_kk
5
強い興味をもって読みはじめたのですが、難しかったです。今回はっきりしたのは、竹内薫さんの文章は僕にはわかりにくいということでした。内容が難しいから理解するのが困難でも仕方ないとはいえ、「できるだけわかりやすく解説しよう」とするときの竹内さんのやり方は、僕とはちょっと合わないのです。相対性理論については調べたので前半はまだついていけましたが、後半はちんぷんかんぷんでした。2015/10/03