- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
究極の理論「超ひも理論」を完全に理解する。強い力、電磁力、弱い力、重力。素粒子に働く四つの力を統一できる唯一の理論と考えられている「超ひも理論」を、わかりやすく解説した物理ファン待望の一冊。(ブルーバックス・2004年5月刊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
19
簡単にわかるかと思いましたが、まるっきり歯が立ちませんでした。この作者の本は結構読んでいるのですが、何が何だかわかりません。物理は得意なはずなのですが。もう少しわかりやすいやさしい本を読んでから、再度チャレンジします。2014/08/26
中島直人
10
11次元とか23次元とか、数学出来る人は凄いことを考えるもんだ。物質が生成されたり消滅したりするように見える現象は、より高い次元の事象を4次元の地平に縛られて見ているため、という考え方は非常に面白いなと。2014/07/18
まつど@理工
9
よく整理された内容で好感がもてる。大栗博司の三部作『重力とは何か』『強い力と弱い力』『大栗先生の超弦理論入門』やブライアングリーンの『エレガントな宇宙』などと併読するのがいい。高校物理・大学初年度の知識がある人は頭の中が整理されると思うのでお勧め(そうでない人は信仰心がないと挫折する)。//メモ127,150,202,212,222,2013/08/15
Nosuke.M
6
高校時代に物理の先生に「理系たるものブルーバックスの本は読んでおかねばならぬ」と言われたのを思い出した。結局途中で文転してほとんど読まずじまいだったが、改めて興味のある宇宙系だからと手に取ってしまった。初心者にもわかりやすい様に図解や表現を工夫されているので、途中何度かの逃避の末に読了。高次元を理解する為に3次元を2次元化が必要であったり、素粒子の長さをもつ「開いたひも」が存在する為にはひもの端が何らかの膜(Dブレーン)にくっついている必要があるとか。ニュートンの別冊図解にも助けられました。。。2021/06/06
BIN
5
超ひも理論の本を何冊か読んでると比較的わかりやすく書こうと頑張っていると思いますが、初めて読む人にはなかなか難しいと思います。測定するための粒子より小さいものをどうやって測るのかということに対して、ひもで何回巻けるかを数えるというのはなるほどなと思いました。もう一つのループ量子重力理論の方にも触れらているのがいいですね。数式書かずに説明するのに苦慮したとありますが、数式で書かれても大半の人には理解できないほど難しい理論です。2023/05/21