幻冬舎文庫<br> 昨日の君は、僕だけの君だった

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幻冬舎文庫
昨日の君は、僕だけの君だった

  • 著者名:藤石波矢【著】
  • 価格 ¥627(本体¥570)
  • 幻冬舎(2015/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344424111

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内容説明

大学生の平沼泰貴は、同級生の樫井佐奈に一目惚れ。まともに話したこともないのに告白すると、呆気なくOK! だが、その直後に二人の“彼氏”を紹介される。「三人で私をシェアして」。そして契約書にサイン――!? 恋に落ちてしまった僕には、誰の本心も見えない。この異常な関係が苦しいのは僕だけなのか? 四人の恋の結末は、痛みと驚きに満ちて……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

38
大学生の平沼が一目惚れした同級生佐奈に告白し呆気無くOKをもらうものの、直後に同級生の翔、社会人の三倉という二人の彼氏を紹介され、三人で佐奈をシェアすることになる物語。あくまで関係を維持しようとする佐奈に対し、真面目な平沼は関係に苦悩し、翔と彼を以前から想っていた佐奈の友人風香は急接近、また三倉も大学時代の仲間永澤と運命的な再会を果たしたりと、様々な思惑や葛藤が入り乱れて混沌としていきますが、予想もしなかったあっけない幕切れにはしばし呆然。エピローグで意外な事実も判明しますが何とも皮肉の効いた結末でした。2015/11/12

蒼雨

22
登場人物が整理できなくなっちゃって挫折しかけた本です^^;シェアは私は理解ができないなーとおもいつつ、世の中にはいろんな価値観を持った人がいるのだなぁとおもいました。「とりあえず、前髪最初に切っちゃいましょうか」「見えるものも見えないでしょう」っていう、美容師さんの言葉がすきでした。2016/01/12

秀玉

21
裏書をサラッと見る、実は今、中古購入本の処分中。そんな気持ちだからか、それを読んだけで、気持ちがなえる。3人と契約してつきあう女の子。果たして、3人目の彼は唯一の彼になれるのか、なぜ女の子は複数とつきあうのか。もっと裏の気持ちとか、はらはらどきどきも期待したが、なんにもなかった。どうもこの作家さんの作品は深みが無いと感じる。もっとおもしろい小説を書くと期待したんだが。残念。2022/12/30

_こうちゃん

14
本書は「昨日の君は、僕だけの君だった」という意味深なタイトルと かわいい表紙のイラスト買い(笑) ハズレも覚悟して読み始めたが、僕的には とても気に入った♪ 一般常識的にはかなり「イレギュラーな」シチュエーションだが、 予想以上にかなりシリアスで、淡い恋心に溢れている(^o^) こういう青春物、好きだなぁ~(笑) 僕的評価は85点(^o^) えっちな設定もあるのだが、さらっと流していて、 さわやかな印象さえある(笑) また「藤石波矢」を読んでみよう♪2016/04/23

さとも

13
最初の数ページと設定が面白そうだなと思って読んだものの、佐奈が好きになれず最後までスッキリしませんでした。この設定どうなるの?と思っていたら意外な展開に。主人公達のように大学生くらいで読むのがオススメかも。2016/09/08

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