ブルーバックス<br> 競走馬の科学 速い馬とはこういう馬だ

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

ブルーバックス
競走馬の科学 速い馬とはこういう馬だ

  • ISBN:9784062575164

ファイル: /

内容説明

GIを制した馬たちの心・走・体! ディープインパクト、ラインクラフト、スズカマンボ、シーザリオ、ヘヴンリーロマンス、ハーツクライ――ほか。競走馬はなぜ速いのか。走ることを最優先に改良されてきた競走馬。それゆえにデリケートな体のつくりと、彼らの衣装、晴れ舞台の馬場と装具のすべて! 明日の出走馬の血統・馬体・馬場・レース配分はこう観る! (ブルーバックス・2006年4月刊)

目次

はじめに
序章 速い馬とはこういう馬だ
第1章 速い走りとはこういう走りだ
第2章 速い馬はこういう体だ
第3章 速く走らせるための工夫
第4章 速く走るための健康管理
第5章 速い馬場とはこういう馬場だ
第6章 速い馬はこうして生まれる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

24
競走馬について科学する一冊。最初に馬の身体の特徴から入り、馬の歩行の仕方も説明する。そのうえで蹄などの馬具の説明、日々のトレーニングはどのように分析して組まれているか、厩舎ではどんな健康管理がされているかが説明されているため競馬が馬と騎手のコンビプレーではなく、もっと大きなチームワークで競争していることがよく分かる。本書は15年前のものだが、科学的な分析が取り入れられ始めていた。最新の競馬では馬への分析やトレーニング方法、馬具の工夫、管理方法がどんな風に進化しているのかがとても気になった。2021/11/14

有理数

17
競走馬は漫然と速いのではなく、論理と知恵を持って速い馬が生まれている、ということがわかる一冊。正直、文章の書きぶりが面白くないので熱中できる読み物ではないと思うが、無知な自分にとっては感心できる知識も多かった。ギャンブルとしての競馬はやったことがないので、勝ち馬を見定めるための知識はスルーしたとしても、馬の身体の構造、馬場、疲労、ウォーミングアップ、クールダウンなどなど、知らなかったことが多く、興味深かった。強い馬が生まれた時期と、トレーニングセンターに坂道を設置した時期が一致する、みたいな話も面白い。2021/05/08

異世界西郷さん

16
競馬場を舞台に競走馬による様々なドラマが展開されてきたわけだが、そんな競走馬達がいったいどのような行程を経てレースの大舞台に立つのかを馬の生態と共に解説する一冊。この本は競馬というよりも競走馬の話というのが妥当なように思います。思いの外、生物学していました。体の作りや進化の歴史、訓練内容から血統の重要性まで様々な角度から競走馬を見ていくことが出来てなかなか興味深かったです。強い馬を育てるのにはかなりの苦労があるのですね。その苦労の一部分でも知ることが出来て良かったです。これはなかなかの良書だと思います。2018/05/21

フク

11
#読了 馬の表情の見分け方はパドックを見るのに役立ちそう。 競走馬は走行中に何度も手前(脚を出す順番)を変えているということも知らなかったので驚いた。 図書館2023/03/29

うまかぼー

5
右手前、左手前は知っていたけど歩法が7種類もあるのは知らなかった。競馬はロマン派です(・∀・)2014/02/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/70588
  • ご注意事項