講談社+α新書<br> 中国経済「1100兆円破綻」の衝撃

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講談社+α新書
中国経済「1100兆円破綻」の衝撃

  • 著者名:近藤大介【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 講談社(2015/11発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062729185

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内容説明

「中国経済は、いったいどうなってしまうのか?」実はこうした質問に対する「回答」を、2015年の「国慶節」(10月1日の建国記念日)の直前に、中国政府自身が作っている。国務院(中央官庁)で財政分野と投資分野をそれぞれ統括する、財政部と国家発展改革委員会の官僚たちが、共同でまとめたとされる〈中国経済の近未来予測〉なるものの内容が漏れ伝わってきている。それは一言で言えば、悲観的な未来予測だった。

目次

まえがき
第1章 中国株大暴落の全真相 「中国政府が胴元の賭博場」は限界だ
第2章 中国経済はもはやレッドゾーン ウソだらけの統計数値と経済オンチの国家主席
第3章 人民元切り下げ騒動のゴタゴタ IMF乗っ取り・AIIB設立に垣間見える中国の野望
第4章 権力闘争という経済損失 習近平と江沢民「仁義なき最終戦争」の行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

18
この本は2015年に出版された本ですが、当時中国ではIT企業に狙いを定めて10万円以上の買い物ができないように規制をかけています。次は爆買いを取り締まるはずだ、と書いていますが、はたして予想通りになりました。習近平はかなりの経済オンチらしく「トンデモ」政策をやらかして非難轟々なのですが、本人は全く気にしないそうです。なぜなら、彼が重視しているのは、暴動を起こす可能性がある「下層」と言われる7~8億人の人民だそうで、この層が満足できる政策ができれば経済がどうなろうと関係ないということです。2017/10/25

ぷれば

10
人民元がIMFのSDR入が決定した。中国がなぜかくもSDR取得にこだわったのか?また取得メリットは?など、知りたく読了。国家目標としての人民元国際化、経済失速が迫る中での世界進出しか生き残る道もなくAIIB設立へとひた走る。社会主義市場経済…社会主義と資本主義のいいとこ取りを目指した摩訶不思議かつ壮大な改革の行き着く先はどこなのか?読みやすくわかりやすい。2015/12/06

takao

4
ふむ2024/03/02

N.TANAKA

2
「現代ビジネス」というサイトで読んだことがあるような内容が書かれていました。もしかしたらそのサイトの記事をまとめたものなのかもしれません。 深センの爆発事故を、権力闘争の結果という説もあるというのは陰謀説?と思ってしまいました。 100%肯定的に読むのではなく、そういう側面もあるのかなぁという程度で読むには良い本なのかもしれません。2015/12/26

まきお

2
中国が国際舞台で何を狙っているか、習近平が何を憂いているのか、IMF, AIIB, ADB,人民元のSDR化の舞台裏を現地の人脈を活用した信頼できる情報で徹底分析。2015/12/22

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