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内容説明
生活様式の変化とともに、日本の住宅もデザインが自由化し、利便性が重視される一方で失われゆくものも多い。三和土や障子に畳、囲炉裏や大黒柱――日本建築の様式と美を見つめ、住まいとは何かを考える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k5
66
横山秀夫の『ノースライト』を読んで、住居建築に少し興味を持ち、kindle unlimited で発見。でもこれは紙で読めばよかった。家というものの構成要素について、素敵な写真入りで解説してくれるいい本です。2022/03/07
荒野の狼
8
日本の家で扱う建築物は主に近現代の一般家庭に関連した家(民家、商家)であり、歴史的建造物の寺社についての記載は少ない。建築物の各構成要素が、歴史的にどのように発展して現在の形になっていったかを語源なども含めて解説している。建築要素の存在意義といったものに重点がおかれ、それらの細分類についての解説は限定的である。建築の構造物を理解するには図解されたものが有用であるが、本書では、本文中と巻末の用語解説に図解がされているが必要最小限の図解となっている。2024/02/05
宗次郎
3
日本家屋の名称を知りたくて購入。写真を見ながら解説系の本かと思いきや学術系の本で専門用語も多く難しかった。2017/03/23
ゆうちん
3
日本の家を解体し、それぞれのパーツを解説した本、と単純に考えていたが、案外専門用語と抽象的な言葉が多く、空間的思考が苦手な私には難しかった。2016/03/12
Kuliyama
3
三和土、縁側、茶の間、仏壇・・と実家にあって、作り方やいわれを楽しく拝読しました。勉強になります。框や鴨居は何だろうと思う方にお薦め致します。2016/02/23