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内容説明
【最期の葉書に、あなたは何を書き、何を残しますか？】
『10か月後、人類滅亡は決定的となりました』TVのアナウンサーから唐突に告げられる隕石の衝突、地球消滅へのカウントダウン。混乱の中、日本政府は『銀河ロケット事業団』を設立。国民一人一人からの最期のメッセージとなる葉書を集め、宇宙船『銀河ロケット号』に搭載。人類が生きていた証しを携え、遠い銀河へと旅立つのだ。人生の「終わり」を知った、一人一人の胸に宿るものとは…。純粋抽出ヒューマンドラマオムニバス。
(C)2015 太田垣康男/スタジオ・トア (C)2015 YUUKI OHTA
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
43
世界の終末まで残された時間は10ヶ月。そうなったら、自分ならどうするかなぁ。たぶん今の生活と変わらない気がする。人類の「遺書」を拾ってくれる宛もない宇宙へ飛ばす…考えた人はだいぶ自分に酔ってるな。2018/10/06
緋莢
17
「１０か月後、人類滅亡は決定的となりました」地球への巨大隕石衝突が避けられないと判明した中、日本政府は国民一人一人から最期のメッセージとなる葉書を集め、宇宙船「銀河ロケット号」に搭載し、人類が生きていた証とするため、打ち上げる事を決めた。刻一刻と隕石衝突が迫る中、人々はその葉書に何を書くのか・・・？2016/06/10
へへろ～本舗
6
地球に隕石が落ちてあと１０ヶ月で人類が滅亡するなら、最後の葉書に何を書いて残すか…かっこいい書きたいとか色々迷って結局何も書かないかもしれないなぁ…2015/11/11
猿兎
3
地球滅亡が決まったなかでの人々の話。設定はいいと思ったけど、それを生かしきれていない気がした。あとストーリーも説明的で、作られた感というか、不自然な感じがした。登場人物たちが前に進もうとするところも、どこか冷めた目で見てしまった。2015/11/06
カキ@persicape
3
10ヶ月後、人類は滅亡します。政府は銀河ロケット事業団を設立し、1人1枚葉書を配布する。最期に残したい言葉や写真を添付しろ。そのメッセージはプレートに刻印されてロケットに搭載する。生きていた証として銀河へ旅立つのだ。「最期の葉書に、皆さんは何を書き、何を残しますか？」そんなプロローグで始まるオムニバス作品。ジャケ買いだったが当たりだった。世界滅亡なんて使い古されたネタなのになんだか新しい。お話は綺麗事かもだけど斜にかまえて読めなかった。絵が綺麗だし、大袈裟じゃないし。私だったらどうするか？考えちゃった2015/10/27
