人生の折り返し点を迎えるあなたに贈る２５の言葉

著者名：佐々木常夫【著】

講談社（2015/10発売）

• ISBN：9784062198424

内容説明

４０万部のベストセラー『働く君に贈る２５の言葉』から５年――、佐々木常夫が再びあなたに贈る、感動的で親身な珠玉の手紙たち！　人生の後半を考えるときに、これほど滲みるアドバイスはない！　感動と勇気の嵐！　ビジネスパーソンに絶大な人気をもつ「ワークライフバランス」のパイオニア、元・東レ経営研究所社長でベストセラー本の著者でもある佐々木常夫さんの最新作！

目次

はじめに
【1通めの手紙】50歳は人生の折り返し点　考えなくてはいけないことがたくさんある
【2通めの手紙】「五十にして惑わず」を目指そう
【3通めの手紙】50歳からの「中ぐらいの野心のすすめ」
【4通めの手紙】子どもはかけがえのない存在　付き合いは真摯に　少し距離をおいて
【5通めの手紙】地域とのつながりは、自分から一歩を踏み出そう
【6通めの手紙】50歳からの人生はスタンスを変えよう
【7通めの手紙】子どもとの付き合いは、まず理解に徹し、そして理解されよう
【8通めの手紙】良い夫婦関係の秘訣は相手の立場に立つこと
【9通めの手紙】親の介護の問題は、親も含めてみんなで話し合う
【10通めの手紙】お節介焼きのリーダーを目指そう
【11通めの手紙】老後にSome Moneyは必要　でもSome Moneyまでで十分
【12通めの手紙】それでもなお、真摯に仕事に向きあう
【13通めの手紙】他人と自分を比べるな　自分は自分　内面を磨け
【14通めの手紙】兄弟の絆には手入れが必要
【15通めの手紙】「終の棲家」はひとりでも、夫婦だけでも、子ども夫婦と一緒でもよし
【16通めの手紙】自分の不完全さを受け入れ、相手の不完全さを許す
【17通めの手紙】親は子どもを育てて、子どもから教えられる
【18通めの手紙】ペットはプレゼントの提供者
【19通めの手紙】会社で得た能力を社会に活かす
【20通めの手紙】50歳からの読書は最高の友人
【21通めの手紙】悲観は気分のもの、楽観は意志のもの
【22通めの手紙】50代からの旅は、驚きは少ないが味がでる
【23通めの手紙】いくつになっても、「今」を生きる
【24通めの手紙】いつ死んでも「悔いのない」自分になる
【25通めの手紙】家族への思いを文字にする
【エピローグの手紙】運命を引き受けてその中でがんばる
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぱんにゃー]

【あと１０冊しか読めないとすれば、何を選ぶか？】　『自分の価値観やモノの見方を”確立するための読書”は若いときに。／”深めるための読書”を折り返し過ぎてから。加えて、守備範囲以外のジャンルの本にあえて手を伸ばす（あくまでも”浮気”程度で）。』　／佐々木さんは３０歳の頃に自分の手帳に「多読家に仕事のできる人は少ない」とメモを書いたことがあるそうです。　超多読家だった佐々木さん。スゴいね♪　ｲﾏ､ﾜﾀｼﾊｺﾞﾁｬﾏｾﾞ(ｱｾ)

2015/12/23

[Humbaba]

年齢に関する格言は種々あるが、その言葉を考えるときにはそれがいつ作られたものであるかを考えてみることも大切である。寿命は時代によっても異なるので、当時の常識であった考え方が今の時代にもそのまま使えるわけではない。四十にして惑わないようになれればそれは素晴らしいが、そこまで成長できていないとしても悲観する必要もない。

2016/03/09

[葉]

５０歳を迎えた人に送っている言葉である。子供との接し方は、評価し・探り・助言し・解釈することである。会社に在籍している時、ミッションは与えられ、定年退職するとミッションを自分で作らなければならない。新渡戸稲造の『武士道』は日本人の美徳が載っている。シニアに対しては、年をとっても謙虚であることを忘れてはならないとしている。５０歳からの読書は最高の友人で、広く浅の乱読多読ではなく、１冊の本を深く読み込んでいくようにする。自分の価値観やモノの見方を深めるための読書が大事である。

2015/11/18

[hinotake0117]

あと2年少々で自分も50。そうした時期に向き合うべき人生の課題を部下への手紙の形で綴る。 もう一度改めて人生を棚卸しし、自分の貢献できることを探す。 会社人生から社会貢献へ。家族との関係も改めて大切に。

2024/01/07

[マロン]

わかってはいるが、主体的に生きるのは難しい…

2017/07/15