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内容説明
数学は世界を認識するための最高の技術だ! 中学数学で、本物の数学の喜びと感動が体験できる! 数学というと、面倒な計算をして、現実とはかけ離れた定理や規則を丸暗記する科目とイメージされているかもしれません。しかし、本物の数学はそうではないのです。哲学とも異なる独特の見方で、私たちの周りの世界をよりよく認識するための技術なのです。こうした「数学者のメガネで世界を見るとはどういうことなのか」「数学的な世界観とは何か」、それをより広い読者に体験させてあげたい。このことに、本書は挑みます。中学数学までの予備知識で、現代数学の最先端の話題にまでジャンプ! これなら文系の社会人でも、高校生や大学生でも挑戦できます。何も専門の大学数学をきっちり学ばなくとも、「本物の数学の喜びと感動を体験できる」、この信念のもとに本書は書き上げられているのです。空想力・創造性に満ちた「数学的なものの見方」は、これまでの世界の見方を180度変えてくれます。数学の思想的・哲学的な面に関心をもつすべての人に贈る、数学読み物です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロッキーのパパ
12
イデアルやホモロジーなど、代数や位相幾何学を中学レベルの数学知識を前提に説明してくれている。 それでも難しい。でも、抽象的な概念にできるだけ具体的なイメージを与えてくれるんで理解の入り口にはたてたと思う。2014/08/13
高光浩二
3
み…見えない。数学目線から世界が見えない。再読ではなく数学の歴史の本から読もっ。2014/06/26
しょんぼり
3
ライト系新書が全盛の時代に珍しい硬派な新書でした。2014/05/30
フィ
2
中学数学から始めて前提知識いらずということであったが、自分には中盤以降はきつかったので振り返る。受験数学と研究の場における最先端の数学の架け橋はいかなるものか。そして、研究に必須である問題を自ら設定し解決すること両方の手法について学びたい。2014/07/06
funa1g
1
わかったとは言い難いけど、イデアルと位相に少しでも触れられたのは良かった2022/03/30