内容説明
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女性の護身術といえば、柔術で相手と戦うもの、と思ってしまいがち。まずはどのような人が狙われやすいかを認識し、予防策を講じること。じつは「立ち姿」「歩き姿」などをきちんとすることで「抵抗力」があることを示すことができるのです。次に身近な人からの「肩に手を回してきた」「太ももに手をおいてきた」などの行動から、「あやしい人が近づいてきた」「押し倒されそうになった」など具体例の対処の仕方を指南。
目次
はじめに
第1章 被害に遭わないために
第2章 知っておきたいとっさのときの動き
第3章 すぐに動ける身体をつくっておく
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
72
内容の半分くらいは、エクササイズや身体動作のことについて書かれているから、男性が読んでもええんちゃうかな?自分(男)の場合、水泳を何年も続けているから、自分の身体のうちどこが動作しているか常に考えているクセがついている。水泳は効率的に身体を使い、水の抵抗をすり抜けられることがポイントなので、立っているときの姿勢保持の仕方や骨盤の使い方など大いに共感すること多かった。2017/02/22
榊原 香織
65
意外なことに、美しく正しい立ち方、姿勢が最高の護身になるそうです。 フィジカルな強さを表すのでそういう人は狙われないって。 著者は自衛隊特殊部隊作った人。 犯人役で出演w2022/06/25
はなあぶ
10
なかなかここに書かれたようなシチュエーションに遭遇するとも思えないのですが、万一の時、知っていれば役立つかも?と図書館で見て借りました。写真入りで分かりやすいので、家族を相手に実際にやってみた動きもありました。確かに小さな力で手首をふりほどいたりできましたが、とっさに素早くこれができるようになるには訓練が必要と感じました。大切なのは、「いつ拒絶する踏ん切りをつけるか」のタイミングを見極める判断力という言葉には説得力がありました。2015/11/01
コダマ
7
犯罪者はどの女性が狙いやすいかサーチングをする。そのサーチングに引っかからないためにまず、姿勢を良くする事が大事。痴漢などは抵抗しないとエスカレートするのでにらみ付けたり、手払って関節を決めたりするとよい。暴漢の場合は、咄嗟に体が反応出来るように訓練しておかないと出来ない。羽交い締め、首締めをされた場合は瞬時にポイントをずらして、手を外す。肘討ち、尖った金属で指す、パンプス顔を殴る等、相手を仕留める位の攻撃をしなければいけない。2021/04/05
gotomegu
6
『国のために死ねるか』を読んでこちらを発見。姿勢やすぐに動ける身体。護身術といっても動物として反応できる状態になっているかどうかが決め手となる。そもそも襲われるような危機感のある人は、この本を読まなくてもいいのかも。近くに人が近づいても警戒しない、弱い(姿勢が悪く隙だらけ)人が狙われるんだろうな。後半のトレーニングは、普通にエクササイズ。護身術とはちょっと違うかなと思った。編集次第ではもっとおもしろい本になりそうなのに、残念なかんじ。2016/08/19