内容説明
イラストによる元素のキャラと相関図がひと目でわかるビジュアルたっぷりの本書は、「なかなか理解できない…。もう少し楽しく元素について知りたい!」と興味はあるけれど躊躇気味の方たちにもピッタリの新しいかたちのガイドブック。
元素周期表をマンションに置き換え、その住人として元素をマンガによるキャラに仕立てました。
1人1人個性的な元素キャラが見開きで登場し、その暮らしぶりを伝えることで、これだけは知っておきたいという特徴や構造、元素の相関関係、発見のエピソード、知っておきたいうんちくなどがずばりわかります。
目次
元素は原子のキャラクター/これが元素たちのマンション「周期表」だ/レアメタル/元素について考えた人/貴金属と宝石/114号室~118号室の元素たち/五十音索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
千穂
36
各元素をキャラクター化してマンガにしてある。分かりやすいので元素に関心を持つ入門書として楽しめる。自分たちが学生時代に学んだ頃は元素マンションに空き部屋もあったなぁ〜〜今でも50位は言えるよ。私リケジョ2017/06/20
chatnoir
14
何号室のなになに君と擬人化して、性質と共に身近に使われているもの、名前の由来など楽しんで読める本になっていた。水溶性のバリウムは毒だとか...健康診断の時に飲むものは水に溶けないバリウムらしいけど...聞いちゃったら飲みにくいよ。元々飲みにくいけど(笑)そういえばフッ素もフッ化ナトリウムは歯医者で使えるけど、フッ化水素酸は毒だったなぁ...迂闊な人の注文品は口に入れたくないな。後、臭い原素も沢山あった事に驚いた。2017/08/08
まつど@理工
13
元素を擬人化した本。これは結構面白いし、絵も可愛いのでお勧め。中学生から読めると思います。2013/12/31
ほのぼの
8
元素のキャラクターがかわいい。理科が苦手な子も入りやすいのではと思う。2014/10/03
Sleipnirie
5
周期表で現在発見されてる元素118種類をゆるーく擬人化してキャラ付けする。 そして猫と人間がその元素と会話するという形で漫画(1ページあるいは2ページ)にする。 その元素の使われ方や性質、見つけた当時のエピソードなどを交えて簡潔に解説する。元素入門の本で中々のとっつきやすさ。 時々ネタを挟んでくることもある(鉛→水道管→ねじ式みたいなキャラデザ、プルトニウムなので犬を連れてる、昔の名前で出ていますなど)。 貴金属や物を構成するものなどのコラムを猫しゃべりで書いてるのも特徴。2016/06/10