かくて昭和史は甦る - 教科書が教えなかった真実

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かくて昭和史は甦る - 教科書が教えなかった真実

  • 著者名:渡部昇一
  • 価格 ¥730(本体¥664)
  • PHP研究所(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569763514

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内容説明

日本の昭和史は単なる歴史ではない。まさに今日の時事問題である――日本人として最低限知っておかなければならない、明治以来の真実の歴史を熱く語りかける「渡部昇一の歴史の読み方」全400ページ。朝鮮独立を助けた日清戦争、世界史を変えた日英同盟、日韓併合の誤解、満州建国の真実、南京大虐殺の嘘、従軍慰安婦の実態、日米開戦における日本外交の失敗……「戦前はすべて悪」ではなかったのである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shincha

21
本書は1995年つまり、第二次世界大戦終結後50年後に書かれている。その10年後には様々な資料が公にされて、渡部先生の仰っている事の正当性が確認されている。アメリカとの無謀な戦争に突き進んでいった当時の日本の状況を日清戦争に遡り、解説している。戦前の日本を全て肯定しているわけではなく、明治憲法の欠陥なども指摘しながら、当時の世界情勢、日本の立ち位置、私達が社会科で習わなかった事実を分かりやすい文で説明されている。今の若い人達に是非読んでもらいたい本の1つです。2020/09/25

roatsu

15
近現代史を日本が置かれた立場から主観的に紐解いた価値ある一冊で、初出は古いものの今日も全く価値を減じていないと思う。歴史をというものを劣等感処理の方便・政治的道具として弄し日本を貶め、かつ挑戦してくる周辺諸国から、自らの誇りと国益、国家・民族の将来を毅然と守るためにも渡辺先生のようにまずは当事者意識と主観をもって自国史を弁えておくことは必須である。どれほど真摯に学究的に歴史を学んでも、前提として日本人としての筋が背中に一本通っていなければ根拠なき捏造や喧伝に容易に敗れてしまうこととなり、無意味である。2016/09/18

takeshi3017

8
タイトルには昭和史と書いてあるが本書の内容は明治時代も含まれる。不平等条約改正や西郷隆盛の征韓論、欠陥のあった明治憲法、日清日露戦争で日本がなぜ勝てたかなど面白みのあるポイントを突いてくる。しかし渡部氏の他の著作の内容と若干かぶる事もあり、「この話が出たらこう来るな」という読みができてしまう所もないではない。詳細→ http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou27512.html2020/12/16

ken ken

3
今人気の半藤一利や孫崎亨とは、違った視点で明治から昭和戦前史を解説してくれます。世界のブロック経済化や、人種差別的排他移民法などによる、日本の孤立化、不況。それらを克服するために、右翼社会主義が一般大衆に支持されていった歴史の流れが、よく理解できました。目からうろこが多々ある本でした。2015/08/26

kuri1632

3
今まで教えられた事と違う側面でも書かれており、昭和うぃ考えるには良い書だと思います。色んな意味で日本と言う国が明治維新からどう考え、進んで来たのかとても興味が深まる一冊でした。もっともっと日本の近代史を勉強したくなりました。2015/08/13

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