- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
浅井長政の三人の娘、茶々・初・江の生涯を、歴史資料を駆使して描き出した先駆的な書。秀吉によって政略結婚の犠牲にされながらも、たくましく運命を切り拓いていった三人の姿が鮮やかに蘇る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へたれのけい
2
サブタイトルの「数奇な生涯」そのものの三姉妹。ここら辺を書いた小説で、あまり陰謀陰謀してないものはあるのでしょうか?2014/12/05
座敷ワラジ
1
歴史ってだから面白いんだなぁと思った。見た訳じゃなく、憶測や偏った一片から残された資料、書く人の思い入れを元に出来てる。事実かどうかは誰も分からない。そこが歴史の面白さだと知った。2011/05/17
みなみ
0
浅井三姉妹の本。「小豆を袋につめるエピソードは後世の創作」このあたりを見ると、大河ドラマというのは難しいモノだなと感じる。その手の後世の創作のあれこれについて、あれは作り話ですから最新の研究でより史実に近いものをとやっても、なんだこれは、あの話が入っていない!歴史を無視している!と通説に押しつぶされてしまうのだ。淀殿はこの手の通説の犠牲の典型ではないかと改めて思った。2016/03/11
トメ
0
先日読んだ本の足りないところを補足してくれているような感じでスイスイ読めました。ただ、自分に学がないばっかりに、せっかく乗っている原文の解釈が正しくできている気がしないです…。スラスラちゃんと読めるようになりたいなぁ。小和田先生の本で北政所と淀気味の間に確執はなかったんじゃない?的なのを以前に読んだことがあったので、三姉妹的な視点から見てもやっぱり確執はなかったような気がします。2015/10/28
N_dept
0
とても分かり易く読みやすい本でした。戦国時代の女性、逞しい!時代ものは推察の部分が多いのも仕方無い。色んな作家さんの別の視点から見た、伝記をもっと読みたくなりました。2014/07/21