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内容説明
神社からしか知りえない“真実の歴史”がある! 神社は、日本史を動かす大きな役割を果たしてきた。それゆえに、神社に注目することでしか解き明かすことのできない「日本史の謎」がある。平清盛の出生の謎、織田信長が桶狭間合戦に勝てた要因、徳川家康が平将門を尊崇した理由など、様々な歴史の真実が見えてくる。本書は、伊勢神宮、出雲大社、鶴岡八幡宮、熱田神宮、日光東照宮、伏見稲荷大社、諏訪大社、熊野三山、厳島神社など、全国の有名神社に注目しつつ、日本史の謎を解明。ミステリー小説を読むような感覚で歴史を楽しめる贅沢な1冊である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
17
様々な神社やその祭神を通して歴史を辿る本。乃木神社の項目では旅順攻防戦においての彼の指揮について多く記されている。でもこないだNHKのドラマの「戦争と平和」で砲弾の降り注ぐ中、ただ並列して進むしかない兵隊を見てしまうと、当時の戦術はそういうものだったのだから、仕方ないよなあというか…。妻の静子を殉死の道連れにするつもりはなく、遺書には彼女の処遇について記されていたと知って驚いた。しかし旅順での戦死者1万5千。大坂冬の陣においての真田丸での死者が2万。おれたちの受信料で出来た真田丸やっぱりコワイコワイ。2016/11/28
楽駿
16
読書会仲間本。歴史に疎い私には、目から鱗のお話が盛りだくさん。楽しく読めました。子供の頃から当たり前の、鶴岡八幡宮とか、家族の大本の辺りの、伏見稲荷とか、まかてさんの書いていた、靖国神社とか、この機会に、ゆっくり眺めてみることができた。時代物を読む時に、その裏の意味に、気づくことができる。分かり易く、楽しい1冊でした。2017/11/01
ポチ
8
わりと有名な神社とその神社に関連する武将や戦いの話。簡単に分かりやすく書いてあるので、初歩としては良いかも。でも、それだけ…。2016/03/04
クサバナリスト
7
『神社』全般に関することでなく、個々の神社解説だった。期待していたものとスコシ違ったが内容的には知らないことも多く楽しめた。2018/04/02
まわる
7
持統天皇について今回はじめて詳しいことを知った。古事記が好きなんで、そこらへんの話を期待していたら思いの外、日本史全般だった。神社が好きだから、図書館にて手に取ったけれど興味がある日本史の部分にばらつきがある私には読むのがしんどいところがあった。だけれど、興味深く読ませていただきました。2016/11/06