アンガーマネジメント 怒らない伝え方

個数:1
紙書籍版価格
¥1,540
  • 電子書籍
  • Reader

アンガーマネジメント 怒らない伝え方

  • 著者名:戸田久実【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • かんき出版(2015/07発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784761270896

ファイル: /

内容説明

「怒り」は、人間にとって、自然な感情です。
無理に抑えたり、感じないようにするのは、かえって不自然な行為。
怒る必要があることは怒ってもいいのです。

大切なのは、相手に伝わるように言い方を工夫すること。

とはいえ私たちは、怒りという感情の扱いについて、
教育を受けてきませんでした。
だからどう怒りという感情を表現していいかわかっていません。
いつも感じたまま怒りにまかせて相手にぶつけたり、
人によっては気持ちを自分のなかに押し込んでしまったり……。

本書では、
アメリカで生まれた「アンガーマネジメント」という、
怒りと上手に付き合う理論をべースに、
怒りという感情の扱い方、相手に伝わる言い方を、
仕事やプライベート、いろんなシーンに分けて、
状況別のセリフ、会話を紹介して、○と×で明快に解説しています。

怒りの根底に潜んでいる悲しみや悔しさ、不安、困惑、さびしさ、恥ずかしさ、
驚き、罪の意識、恐怖、嫉妬、自責などの表現しづらい感情、思いや気持ちを、
相手との関係を壊すことなく伝える言い方を身につければ―

□ムダな怒りがなくなる
□生きるのがラクになる
□イライラしなくなる
□怒っている自分を責めなくなる
□職場の雰囲気がよくなる
□仕事の生産性が上がる

こんな効果が得られるようになるのです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

26
怒りの原因となるのは、その人のゆずれない価値観=○であるべきと思うことであり、自分の期待、理想が裏切られた時やその通りにならなかった時に生まれる感情だ。だが、自分にとっての当たり前と相手にとってのそれは違う。例えば、玄関で脱いだ靴はそろえるべき、メールは24時間以内に返すべき、などは自分にとってだけの「べき」かもしれない。時間は守るべき、挨拶は守るべき、など多くの人が抱く「当たり前のべき」もあるが、自分の「べき」と「程度」は周囲の人と同じなのかをお互いに明確に伝え合うことをすれば、ズレがなくなってくる。2019/05/22

おれんじぺこ♪(15年生)

24
友達付き合いでも、仕事でも「怒り」の感情は起こるのが人間。それをどう相手も自分も気分を害さずに伝えられるか、これに人としての(笑)能力が問われる、気がする。私はもともとクレーマー体質(笑)なのか、カチンとさせる言い方は得意だけど(←おい)穏やかに伝えるのがとても苦手。歳を重ねてきて最近は少しは穏やかになってきたけど。なるほどなぁと思うけれど、これ今日で返却しなくちゃいけないからきっと実行には移せない2020/01/31

うさうさ

24
平易な文章で具体例も書かれていてサラッと読めたけど、これ実践するのは超難しいと思う。自分の言い方が間違いであることはよく分かったけど、直せるイメージが全く持てない。 印象的だったのは、「怒りは長引くと恨みになる」「小さな怒りをたくさん溜め込むと全部が嫌になる」ほんとそうだな。2018/05/03

yuki@おぐ

22
【図書館】忙しくて、気が付いたら、返却期限日(>_<)斜め読みしました。内容は「前にも誰かに聞いたぞ」という事が多かったけど、改めて読むと、「はい、そうしましょう」とうなずける事ばかり。「怒り」は抑えなくて良いんだ!というくだりは、ちょっと感動(笑)ただその伝え方なんだよね。溜まってきたなぁと思ったら、パラパラとめくってみると、参考になるかもしれないと思った本でした。2016/03/17

くろいち

15
【怒りについての三つのポイント】①怒りは感じてもいい②怒ってもかまわない③怒りは悪い感情ではない☆怒りの原因はその人の「ゆずれない価値観」=「べき」:~であるべき、~するべきという思い◎この「べき」が人によってそれぞれ違うため、理想と現実のギャップによって怒りが生まれる【感情をうまく伝えられる人の5つの法則】①自分にとってOKかNGかの境界線がわかっている②感情を伝える言葉の引き出しをたくさん持っている③自分の感情を客観視できる④ときには聞き流すこともできる⑤自分の「当たり前」「べき」に固執しない。2016/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9741063
  • ご注意事項