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内容説明
世代も国境も越えて通用する、
現代を生きる知恵としての「リベラルアーツ」を、
自然科学から社会・人文科学、芸術まで、
学ぶ意味、方法とともに縦横無尽に語りながら、
「知」の広野を駆けめぐる!
ギリシア・ローマ時代にその起源を遡る、
人の精神を自由にする学問である「リベラルアーツ」。
本書ではそれを、実践的な意味における「生きた教養」として捉え、
いまそれを学ぶべき意義はどういうものか、どのような方法と戦略で学ぶべきかを論じ、
そして、いま学ぶべき「リベラルアーツ」、その具体的な書物や作品を、体系的、総合的に深く解説する。
知識ではなく知恵の時代、教養のための教養ではなく、
思考や行動に影響を与え、ビジネスや人生そのものを
成長させていくための、本当の教養の学び方がここに。
〈目次〉
はしがき――リベラルアーツをあなたのものに
第1部 なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか?
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
第1章 基本的な方法
第2章 実践のためのスキルとヒント
第3部 実践リベラルアーツ──何からどのように学ぶのか?
第1章 自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る
第2章 社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション――批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ
第3章 芸術――物事や美に関する深い洞察力を身につける
あとがき――リベラルアーツが開く豊かな「知」の世界
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
54
読みたい本が沢山紹介されていた。 映画、音楽のの紹介も面白かった。 参考にして作品に取り組んでみよう。 自分の無知がよく分かる。 少しずつ感じ積み重ねていこう。2021/02/02
ショウジ
23
リベラルアーツという言葉に惹かれていたので、本書を手に取りました。帯には「いま、世代も国境も超えて通用する最強の武器を手に入れよう。」と書いてありますが、まさにその通りなのだと思います。もっと早くに出会っておきたかったと思います。紹介されている書籍を少しでも読みたいと思います。2020/09/20
たまきら
22
あはは、こういう上から目線な本を純粋な目で楽しめる時代は、20代まででしたねえ。とはいえ、この手の本はぜひ20代の時に読んで、ガンガン活用して、「自分」を形成する土台の一つとして利用すべしです。どんなに頭が良くても、仕事ができても、英語ができても、中身が薄い人に真の魅力なし。どの場に出てもおじけづかない前向きな個性を身に着けたい。そういう楽しい人たちと出会いたい、とおもう人に。2016/01/18
バカボンのパパ
21
リベラルアーツとは、「単に知識の蓄積であって、教養のための教養ではない」というのが印象的でした。それと、リベラルアーツの紹介、学び方が具体的に、詳しく書かれていたらと思います。少し残念です。2017/03/29
はすのこ
15
リベラルアーツを目指す読書ではなく、範囲を拡大していく事で、リベラルアーツも学んでしまう、そんな読書術こそ、重要。2016/07/18