ブルーバックス<br> 研究を深める5つの問い 「科学」の転換期における研究者思考

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ブルーバックス
研究を深める5つの問い 「科学」の転換期における研究者思考

  • 著者名:宮野公樹【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2015/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062579100

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内容説明

科学や技術を取り巻く状況が変化していくなか、研究者はどのように考え、行動すべきなのか。それらの根源となる「研究者思考」を自力で探究できるようにするのが本書である。1000件を超すプレゼン指導経験から著者が見いだした「研究の本質」について、未来ある若手研究者に向けてわかりやすい言葉で問いかけながら案内する。(ブルーバックス・2015年4月刊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

54
大学院や若手研究者向けとはいいながら、実務的な場面でも役に立ちそうな気がします。問いの1や2などは、仕事をする上での自分の立ち位置を明確にして何を目的として業務を行うかを明確にしてくれています。私はここの部分だけでももう少し付け加えたりして業務の対応ということで、関係者に知らしめたいと思います。2015/09/19

壱萬弐仟縁

29
研究者としていい仕事を成すためには、村(専門性)を越えた多くの人に自分の研究を響かせ、巻き込む必要がある(16頁)。いい仕事の構成要素:学術的成果と社会的成果、芸術家的成果。研究には必ず他者という対象がある(57頁)。根本的な知の考え方:①知の実在性 主観と客観を分ける、②知の決定性 曖昧や偶然はなく、現象は必ず説明できる、③知の分析性 分解して解明し、要素を再構築すれば対象理解可能(110頁~)。大事なのは、科学が得るのは近似解や限界解という 宿命的自覚(傍点)を理解しているか否か。2015/07/29

kaizen@名古屋de朝活読書会

16
#説明歌 ライバルと目的論文至上主義科学盲信自分を鍛え2017/12/17

yori

6
★★★★☆ そうなんだけど、、、やはり目先の事でいっぱいで余裕ないし、(数を稼ぐための)論文を書かないという決断も難しい。実際。他の分野との融合研究は面白そう。2015/06/12

andaseizouki

5
科学研究を行うにあたって気をつけなければいけないこと、考えるべきことが書かれている。 研究者は、自らの思想を持つことが重要である。2015/05/22

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