講談社現代新書<br> 明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法

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講談社現代新書
明日のプランニング 伝わらない時代の「伝わる」方法

  • 著者名:佐藤尚之【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2015/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062883023

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内容説明

◆「伝える」仕事に携わる、全ての方への処方箋◆「最近なんだか伝わっている手応えも実感もない」とお嘆きのあなたに。あなたがどうしても伝えたいその「情報」は、どうすれば相手に伝わるのか。情報“砂一時代”、ファンベース、オーガニックリーチ……。圧倒的にわかりやすい、伝える仕事「虎の巻」! (講談社現代新書)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

37
よくお薦めの飲食店を参考にさせてもらった「さとなお」さん。本業のプランニングを語る今作は、なかなか興味深い。情報が洪水のように流れ、砂浜の砂一粒になった「砂一時代」。一方でネット検索しない人が6000万~7000万人もいる。こんな情報の二極化が進むいまの日本での情報の伝え方を伝授してくれます。キーワードはファンを大切に!。2016/01/21

KAKAPO

35
「雑誌WIREDのウェブ記事によると、2010年、世界に流れる情報量はゼタバイトの世界に突入したらしい」という文章で始まるこの本は、私にとって『ザ・プラットフォーム』以来のインパクトだった。また、日本の人口の半分は、その情報のシャワーを浴びているが、残り半分は、依然としてテレビなどの既存メディアから情報を得ている人たちだということも分かった。私はプランニングやコミュニケーションの仕事に携わっているわけではないが、ビジネスに参加している者の一人として、この本に書かれていることを常識として身につけておきたい。2015/12/27

marco

32
「伝える・伝わる」という観点から、流通する情報量で時代を二分し、現代における真に伝わる方法を模索する本。情報が氾濫する現代を「情報〝砂の一粒〟時代」と呼び、露出量さえ増やせば伝わった時代は終焉し、まず興味関心ある人(ファン)に伝えるのがよい、という説く。そして「共感」を呼び起こすべし、と力説する。私が共感した「共感のカギ」は終章にあり。2015/08/02

Miyoshi Hirotaka

28
SNSの普及による情報洪水で情報は砂一粒の価値しかない時代に突入。しかも、SNSで常時つながっている層とネット検索をほとんど使わない層に二極化する時代を迎えた。従い、情報の受け手を購買行動に結びつけるためには、メディアでの広告の露出度やネットでの拡散という直接的なアプローチだけでは効果が得られない。それらを組み合わせ、友人、知人を介し、口コミのように伝播する仕組みを作ることが鍵。伝えたい情報に無関心な集団でも、一人を核にすることで、集団全体の態度が変容する。それはパンデミックのメカニズムに酷似している。2020/03/11

ビイーン

28
本書はザックリした数字を示してくれていてイメージが湧く。「2010年の1年間で、世界中の砂浜の砂の数と同じ1ゼタバイトの情報が流れた」、「約7500万人もの人が、月に一度もパソコンから検索をしていない」等々。日頃、広告やマーケティングに携わっていないが、結構気付かされる。2017/11/02

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