小学館文庫<br> グッド・ガール

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小学館文庫
グッド・ガール

  • 著者名:メアリー・クビカ【著】/小林玲子【訳】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 小学館(2015/04発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094061291

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内容説明

衝撃のラストに全米が震えた傑作サスペンス。

 有力者である判事の娘ミアが、25歳の誕生日の直前に誘拐された。彼女は3ヶ月後に無事帰宅するが、監禁中の記憶を無くしていた。娘の回復を願う母、事件を追う刑事、ミアを誘拐した男。誘拐前と誘拐後、2つの時間軸から三者三様の生々しい真実が語られ、やがて事件の真相は明らかになる、かに見えたが…。
 衝撃のラスト10ページに全米女子が震え、「ポスト『ゴーン・ガール』」と話題沸騰の傑作サスペンスが、いよいよ日本上陸!

※ページ数は基になっている紙の本の単位となります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白のヒメ

51
上流階級の娘が誘拐される。やっと救出された時、娘の記憶は消えていた。一体何があったのか・・・。娘である主人公、その母親、誘拐犯、刑事。目線が分かれて物語は語られ、一体何があったのか少しずつ事実をあらわにしていく。悲惨な物語なのかと構えていると意外な展開へ。それはそれで面白く読み進めるが、やはり一筋縄ではいかず、何故主人公が記憶を失ったのか、非常に腑に落ちるエンディングへ。最後まで来て、途中で主人公が犯人に問いかける言葉が思い出される。どれだけきつかったろう。主人公に共感出来て心苦しかった。2018/09/07

らび

14
名家デネット家の次女ミアの誘拐事件。ストーリーは事件「その前」と「その後」を母親イブ、担当刑事ゲイブ、犯人コリン3人の視点で進む。海外物にありがちな流れ、会話のつながりが不明瞭部分が読みづらくさせます。訳者の力量もあるかしら・・滔々と文字を追っていくと「あら、これラブストーリー?」究極の誘拐監禁事件でありながら気持ちを寄せ合う2人。結局彼女の目的は復讐だったのだろうか・コリンはなんだったのだろう?凍てつくキャビンより冷たい読了感。2015/04/14

barabara

10
ゴーン・ガールの吸引力にはまるで及んでない感。最後の最後に明かされた真実…ではコリンは結局気の毒すぎるんじゃ?!2015/06/15

マック

6
自分には合わなかったみたいです。淡々と物語が進みこのページ数で引っ張って、引っ張ってこれじゃなんだかなあ。2015/12/11

acchanpon

4
身代金誘拐、拉致監禁というジャンルなんだろうな。それにしては、内容的にも、物語の進め方も、少し風変わりな描き方をしている。風変わりな拉致監禁という意味では、先日、読んだ流浪の月とも共通しているかもしれないが、読後感は全く違う。上質な小説だと思ったのが流浪の月で、こちらは私はあまりいいと思わなかった。普通なら出会うことのない上流階級の娘と貧しい、底辺社会を生きる青年とが、少しずつ互いの不幸を認め合うという意味では価値はあるのかもしれない。私としてはあまりいい読後感を持たなかったというのが正直なところだ。2020/06/17

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