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内容説明
<p>どうすれば私たちは変われるのだろう?</p>
<p>リーダーシップ、組織開発、マネジメント、コーチングなど、多分野で関心が高まるほんとうに有効な「変化の起こし方」とは? 伝説のチェンジ・エージェントからのメッセージ。</p>
<p>だれも一人では何もできない。あらゆる問題のカギは、人と人の「関わり方」にある。――家庭でも、職場でも、社会でも、私たちは、さまざまな問題に直面する。それは一つの正解がある問題ではないし、一人で解決できるものでもない。最善の道を見出したいなら、まず自分自身の「人との関わり方」を問い直そう。本書は、南アフリカの民族和解をはじめ数々の社会変革を導いてきたアダム・カヘン氏が、人と人の関係性を大きく変え、ともに望ましい未来をつくりだす方法を語った一冊。「力」と「愛」のバランスというシンプルかつ奥深い視点から、一人ひとりが実践できる「未来の変え方」が見えてくる。</p>
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zel
10
愛「切り離されているものを統一しようとする力」力「自己を実現しようとする衝動」どちらも大切でバランスをとりながら進んでいく。「とにかく片方をもう片方より前に出すしかない。一歩を踏み出すのだ。」転ぶより、よろめくへ、そして、歩くへ。共センシング(現実を知る)→共プレゼンシング(可能性に気付く)→共リアライジング(未来を創る) 難しかったけど、はっとさせられる言葉の数々。付箋でいっぱいになった。2018/12/20
Koichiro Minematsu
10
複雑な問題に、変化を起こすには、力と愛の両方を意識すること。また、両方のバランスにも注意を払うとのこと。U理論入門から気になっていた本著が、漸く読めました。2015/08/09
おやつ
9
まだ読み終わっていないのですが…これは私にとって節目となるような大切な本です。この本に書かれているキング牧師の言葉、『愛なき力は暴力であり、力なき愛は無力である』をみたとき、そうだ、愛だけではいけないのだ、力もいるのだと、なぜか心の奥まで響いていきました。ずっとお金とは、と考えていましたが、そうだ、シンプルに力なのだと何かがつながったようです。2018/04/14
ひろ☆
4
アパルトヘイト問題やコロンビアの内戦、アルゼンチンやグアテマラの再建など、数々の世界的な社会問題や国際紛争を解決へと導いたファシリテーターの本。内容は政治的な話とかでなじみにくい(笑) 副題のPOWER AND LOVEの通り、愛と力は相反するものではなく、相互にあるもの。 力なき愛に人は救えないし、愛なき力もまた然り。2つのバランスを常に意識すること。2013/01/09
kazuuuu
2
愛と力は二者択一のものではない。「転ぶ」「よろめく」「歩く」でわかりやすく説明されていて読みやすい。早く歩きたければ、1人で歩け。遠くに行きたければ、誰かと一緒に歩け。複雑で極めて重大な問題は、共創で解決する。2016/04/04